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激しくしないでっ!
第5章 感度、上昇!
俺のを離して顔をあげる彼女に、もっと舐めてと促す。
同時に彼女の中に埋めた指の数を増やした。二本から三本へ。
二本の指でずっと馴らしていたおかげか、案外すんなりと入った。
「う……っ、ふ、うぐ」
動かすたびに、彼女の腰が揺れる。
暗闇の中に浮かび上がる白い肌も、苦しそうな呻き声も、勃起した分身に絡みついてくる彼女の舌も、俺の欲情を煽る。
だけど初めての彼女の口淫は、お世辞にも巧いとは言えなかった。どちらかといえばぎこちない。手が使えず、口だけだったため、なおさらだ。
亀頭をちろりと舐めて、竿の部分に舌を這わす。どれも緩い刺激でもの足りないけれど、俺のを彼女が舐めてくれてるという状況は、純粋に嬉しかった。
「ふっ、んんっ」
はらりと落ちてきた彼女の前髪を、どけてやる。そのまま髪を撫でた。黒い、絹のようなさわり心地の綺麗な髪。
なぜそうしたのかは、自分でもよくわからなかった。必死に俺に奉仕する彼女が、ふいに愛しく思えた。
大事にしたいような、反面、もっといじめてやりたいような、不思議な気持ちだった。これも媚薬のせい?