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タワマン〜墜ちた女達〜
第14章 温泉旅行 礼奈編
狩野達は1番奥の1つだけ少し高い場所に建つ離れに案内される。他の建物に一切邪魔されることがないこの旅館で1番高い部屋だ。

中はかなり広い。4LDK相当の広さ。2つの和室に2つの洋室。さらにリビングダイニング的に使える和室と洋室。そこに簡易のキッチンも併設され、簡単な料理も可能だ。

そして、特筆すべきは内風呂と露天風呂。4〜5人で入れる内風呂。2面がガラス張りになり、内風呂からの眺めも最高。そして、奥には露天風呂。周りに高い建物もない180°フルビューの景色。山々の紅葉が映える。

「素敵…。こんなとこに泊まれるなんて…。」

案内してくれたスタッフが去ると、礼奈が感動したように呟く。そっとその肩を抱き、狩野は言う。

「これから何度だって連れて来てやるさ…。」

「嬉しい…。」

二人はそのまま抱き合い唇を重ねる。

「んっ…。んチュッ…♡狩野…様…。まだ…明るいですよ…?」

ほんのり頬を染め、狩野の行為を期待する顔で、玲奈は真逆の言葉を言う。

「大丈夫さ…。夕食は19時に持ってきてもらうから、あと2時間以上ある…。」

「そうですけど…。」

「今の礼奈を抱きたいんだ…。」

狩野の手が礼奈のワンピースを弄る。諦めたように礼奈は狩野に身を任せる。

「んっ…。はぁっ…ん♡あっ…。んチュる…。ちゅぷっ…。はぁっ…♡あぁん…。なんか…いつもより…手が…厭らしい…ん♡んふぅっ…。ひゃぁん…。あんッ…。んぢゅぅ…。チュッ…。んフッ…。んムゥ…。はぁっ…ん♡」

「こんな下着履いてたのか…。」

狩野が長いワンピースのスカートを捲りあげると、その下は黒と紫の透けた下着。後ろはTバックになっている。狩野が買い与えたものではない。

「狩野様に…喜んで欲しくてぇ…。どうですか…?」

「良く似合ってるよ…。興奮する…。上はどうなってるかな?」

狩野がワンピースの背中のボタンを外す。はらりと肩からずれ落ち、ブラまで露わになる。ブラもまた黒と紫でカップのところが透けていて、乳首が薄っすら見えている。

「こんな厭らしい下着を…。これで街中歩いてたのか…。礼奈は厭らしい女だな…。」

「はぁっ…ぁん。狩野…様に喜んで…もらえるならぁ…。どんな女にだってぇ…ンぁっ…なりますぅ…。はぁっ…ん♡それが専属コンシェルジュの努めですぅ…。あへぇ…♡」

「なるほど…。素晴らしい…。」
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