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タワマン〜墜ちた女達〜
第9章 二宮紗綾
「んはあぁっ…。たっ、孝宏さぁん…。待ってぇ…。ちょっと待ってぇ…。お願いぃっ…。さっきからぁ…何回もイッてるゅぅ…からぁ…。休ませてぇ…ん。はぁっ…ん♡お願い…。んふぅっ…ん。あひぃっん♡」

紗綾は狩野の体の上で悶えながら、訴える。肌は紅潮し、汗ばむ身体は限りなく妖しく厭らしく見える。か細い身体をピクピクと震わせ、快感に耐える表情がたまらなく愛おしい。

狩野は腰の動きを止め、抱き締めてやる。

「んチュッ…ぅる…。はぁっ…ん♡孝宏さぁん…凄い♡こんなに感じるの初めてぇ…♡孝宏さん…上手すぎですぅ…。はぁっ…ん♡身体がぁ…イキすぎてぇ…。震えが止まらないぃっ…。んひぃ…。」

「紗綾の身体が良すぎるからだよ…。こんなに興奮するのは久しぶりだよ…。」

狩野はチラリと晴香との行為を思い出す。あのエプロン姿でした時も興奮したが、また違った興奮が紗綾にはある。

「私もぉ…。んチュッ…。たまらないぃっ…。あはぁ…ん。腰がぁ…勝手に動いちゃいますぅ…。んふぅっ…ん♡」

言葉通り、紗綾の腰はクイクイと快感を求めるように動き、膣内も狩野から精子を放出させようと蠢く。その名器の感覚に狩野は油断すると、射精してしまいそうになる。

「好きな体位はある…?そろそろ限界が近い…。」

狩野が問うと、紗綾は恥ずかしそうに言う。

「こ、このまま…抱き締めたままが…。きついなら…寝てもいいので…。ギュッと抱き締められたままがいい…です。」

紗綾のリクエストに応え、紗綾を寝かせると、そのまま覆い被さり、抱き締める。

「あぁっ…。幸せですぅ…♡孝宏さぁん…。もう一つ…お願いが…あるんですけど…。」

「なんだい?」

「こ、このまま…中に…。中に出して…。ピル飲んでるから…妊娠しないから…。最後まで…孝宏さんを…感じさせて…?お願い…。」

潤んだ瞳で紗綾は中出しを懇願してくる。狩野には紗綾の言葉が本当かわからない。狩野を縛るため、中出しさせて責任を取れと言い出すかもしれない。単純に快感を求めているだけかもしれない。どちらか狩野にはわからない。しかし、狩野には躊躇いはなかった。どちらにしろ妊娠することはないと知っている。もうここまで来て狩野には遠慮する気持ちなどなかった。完全に狩野の心のストッパーは壊れていた。

「いいんだな…。後悔しないな…?」

「はい…。お願い…。」
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