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第9章 二宮紗綾

紗綾は狩野をギュッと抱き締めてくる。狩野の背中で脚をクロスさせ、身体をさらに密着させる。絶対に離さないと言わんばかりの行動に狩野は苦笑いする。

「紗綾…。それだと動けないから…。離さないから…少し緩めてほしいな…。」

耳元で囁やきながら、頭を撫でてやる。紗綾はハッとしたような表情をして、慌てて謝る。

「ご、ごめんなさい…。孝宏さんと離れたくなくて…つい…。」

恥ずかしそうに絡めた脚を緩める。

「気にしてないよ…。でも…少し荒くするよ？どんなに激しくイッても離さないからね…？覚悟しといて？」

「えっ…？あっ…、お手柔らかに…してぇっ…んヒィッ！？んはあぁっん！いきなりぃっ…！？そんなに激しくぅっ…！あはぁっんん！！んほおぉっ…♡中でぇっ…ゴリゴリ激しくぅっ…！あはぁっっ…♡これぇ…ヤバいぃっ♡壊れちゃうかもぉ…！あはぁっんん！！」

狩野は密着した状態から激しく突き込む。１回１回を強く深く挿入し、角度を変え、中を抉るように突き込む。その重い一撃に加え、狩野は紗綾の上半身を貪り尽くす。荒々しい愛撫の中で紗綾の膣内は激しい収縮を繰り返す。二人は同時に絶頂へと駆け上がっていく。

「んひぃっっ…♡凄いぃっ…！来るゅぅ…！またぁ…イグゥっ！！いっぢゃゔのぉっ…！！あはぁっんん！！孝宏さぁん…！来てぇっ…！中にぃっ…！全部受け止めるゅからぁ…！中にぃっ…♡んひぃっっ…♡好ゅきぃっ…！好ゅきなのぉ…！あはぁっんん！イグゥっ！！！」

「俺もぉ…射精るっ…！うおぉっ…！」

狩野は細い紗綾の身体が折れてしまいそうなくらいきつく抱き締め、そのまま奥深くに己の欲望を吐き出す。

「んほおぉっ…♡来てるゅぅ…♡中でぇ…ビュルビュル来てるゅぅ…♡孝宏さんのぉ…熱ゅいのがぁ…！！あはぁっんん！！らめぇ…ん♡気持ち良すぎぃっ…♡あへぇっ…♡あはっ♡いっぱいぃっ…♡中に…♡あぁ…ん♡」

紗綾の膣内は何度も激しく収縮し、狩野のモノから精子を絞り取ろうと蠢く。その極上の感覚に狩野も大量の精液を紗綾の中に注ぎ込む。

「んチュッ…ぅるっ…。チュプぅ…。はぁっ…ん♡んひぃっ♡まだ…出てるゅぅ…♡あひぃっん♡あはぁっ♡凄い…♡たまらなぁいぃっ…♡」

両手両足で狩野を抱き締め、中出しの快感に浸る紗綾。狩野もまた、薄めの紗綾の胸に顔を埋めたまま、余韻に浸る。

しばらくの間、ジッとする二人。