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放課後のマドンナ
第7章 ロストバージン

「ぐ…っはあぁ~…」

痛みに耐えるために息を止めていた尚子が
大きく深呼吸した。
そうすることで女体の痛みが、
ほんの少しだけ和らいだ。

「尚子おめでとう、無事、貫通したよ。
…尚子、大丈夫?」

淳一の問いかけに、
生娘を卒業した尚子が潤んだ瞳で答えた。

「はい、大丈夫だ」

淳一は頷くと、腰をそろりと引き、
次いで、そろりと突き出した。
そうして、ゆっくり、ゆっくりと
抽送を行い始めた。

「!!!」

グッと強い力をアソコに感じたかと思えば
体の芯が熱いもので満たされ、
突き上げられていく。

「ああっ…淳一ぐん…あっ…うぅ、痛い!」

ペニスを迎え入れた時、
プツっという音がアソコから聞こえた気がした。
ヒリヒリとした熱い痛みの後に
やってきたのはとてつもない快感だった。

思い描いていた刺激を受け止めて
心の底から呻くような声が漏れた。

「あん…っあっ…あっ…もう…
ダメッ…ああああああああ!」

頭が真っ白になって体中が
フワッと浮かび意識が遠のいていくような
そんな感じがした。

「尚子…可愛いよ…」

ぼんやりと淳一の言葉が聞こえたけれど、
何も考えられないくらい
深く深く快楽に溺れていた。

だんだんと体の感覚が戻っていき、
目を開けて愛おしい彼の歪んだ顔を見つめていた。

「俺…だめだ…も…イク…ッ!!!」

汗ばんだ体を突き放すように
ペニスを慌てて引き抜いた淳一は
尚子の背中におもいっきり精子を吐き出した。

結び目がほどかれて体が離れると、
静けさだけが残った山上で
突然どうしようもなく切なくなって、
後から嬉しさも込み上げて来て尚子は泣いた。

「尚子…。
君が僕を最初の男に選んでくれた事を
僕は忘れないよ。
体が寂しくなったら、僕がいつでも抱いてあげる」

子供みたいに泣きじゃくる尚子を
淳一は抱きしめた。

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