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第9章 本当の愛

「ううん、やめないで…
でも…恥ずかしいです…」

「僕だって恥ずかしいよ…
やっぱり急展開過ぎたかな？」

手だけではなく、
今度は体ごとスッと美佐恵から離れた。

「いやいや！やめないで！！」

「でも…恥ずかしいからイヤなんだろ？」

「恥ずかしいのは…れてる…から」

「何？よく聞こえないよ」

あー、もう！
どうしても私の口から言わせたいのね
正昭さんったら意地悪！
有無を言わさずに襲いかかってくれればいいのに…

美佐恵は顔を真っ赤にしながら
恥ずかしがっている訳を口にした。

「濡れてるから…」

「嘘…」

嘘じゃないわ！
頑張って言ったのに…！

「嘘じゃないです！」

「本当なのかぁ？」

「本当です！」

「キスしかしてないのに？
僕まだ君のおっぱいも揉んでないし、
お尻だって触っていないよ
それでも…もう濡れてるの？」

確認してもいいかな？
そう言いながら正昭が
美佐恵の肩をガッと抱いて引き寄せた。

「…」

「じゃあ、確認させてもらうよ」

正昭の指が美佐恵のスカートに潜り込んで
ショーツのクロッチにひっかけられた。

「あ…ダメ…。」

「やっぱり僕に触られたくなくて
嘘ついてたんだ？」

「そうじゃなくて…んんっ！」

美佐恵は、もうどうにでもなれと
股を開いて正昭の指を迎え入れた。