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放課後のマドンナ
第2章 夢が現実に?
「誰にも言いませんよ
本当です。僕、口が堅いんです」
だから…もっとしてくれても構いませんよ
そう告げると恭子先生は淳一の頬を両手で挟んで
今度はかなり激しく唇に吸い付いてきた。
「うぶっ…ちょ、ちょっと!」
これでは逆夢じゃないか!
僕が反対に攻められるなんて…
「淳一くん…ううん、淳一、あなたが好きよ」
一度唇を離してそう告げると
再び唇を重ねてきた。
そして夢とは逆に恭子先生の柔らかい舌が
淳一の唇を割り開いてトロリと侵入してきた。
夢では強引に恭子先生に迫ったものの
こうして逆に迫られると
どうしたらいいのか金縛りにあったように
体がガチガチに固まってしまい
先生のすることに身を任せてしまう。
「淳一…口が固いって言ったよね?
じゃあ、これからすることも黙ってくれる?」
そう言うと先生は窓のカーテンを閉めた。
カーテンだけでなく、
教室の引き戸もピシャリと閉めた。
「ね、淳一は童貞?」
「はい?」
「女を知っているのと聞いているの」
淳一はキスまでならいくらでも経験していた。
かなりのイケメンの淳一は
女の子には不自由することなく
何人かの女性とキスは経験していた。
だが、その先へは
どうしても踏み込めず
いまだに童貞だった。