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放課後のマドンナ
第2章 夢が現実に?
「いい?体調不良なんて本人の自覚の問題よ
小テストだから良かったものの
これが期末試験などの
成績に直結するテストだったらどうするの!」
「すいません…」
そう言って淳一は恭子先生の顔を覗き込んだ。
お互いの視線がぶつかり合う。
淳一は目をそらさずに
まっすぐ恭子先生の瞳を凝視した。
夢ではこの後、さらに顔を寄せて
淳一から軽く口づけをするはずだった。
なのに、顔を寄せてきたのは恭子先生だった。
チュッ…
不意に恭子先生の唇が淳一の唇を襲った。
驚いて淳一は目を丸くしてしまった。
「うふ…我慢できなくなっちゃった…」
唇を離した恭子先生は色っぽく自分の唇を
ペロリと舌なめずりした。
「君ね…私の初恋の男性に似ているの
君が編入してきたとき、
私、学生時代にタイムスリップしたのかと思ったわ」
こうして二人っきりになると
当時に戻ったみたいで
そのときに出来なかったことを
今、しちゃったわ
先生は、そう言うと妖しく笑った。
「でも、今のはみんなに内緒ね
バレたら先生を辞めさせられちゃうから」
そう言いながらも
さらにその先の行為に移りたそうに
恭子先生は腰をモジモジさせた。