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背徳遊戯、憧れの社長はミストレス
第6章 白昼夢
「めるちゃん、可愛いかったわよ……とっても可愛いかったわよ」

優しい顔に戻って、すみれがめるの胸の縄をほどき、手枷もはずす。

めるがヘナヘナと床にしゃがみ込む。

「あ、忘れてたわ」

九条も健太の手枷をはずす。

健太はその場に突っ立ったまま動かない……どこを見ているのかわからない目で突っ立ったまま動かない。
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