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第9章 めると健太のおつかい

月曜日の朝、めるは早めに出社する。

健太はいつも時間ギリギリなので、その前にすみれと話がしたくて早めに出社する。

すみれが出社すると、めるがすみれの前に立つ。

「社長、先週の金曜日のことなんですけど」

「何？」

「あのときは夢中で気付かなかったけど、後から考えると、いろいろ不自然なんですよね……社長が仕組んだんでしょう？　私と健太君がSEXするように仕組んだんでしょう？」

「もしそうだったら、めるちゃんはどうしたいの？」

「お礼が言いたいです……社長のおかげで私が健太君の最初の女性になることができました……ありがとうございました！」

めるがすみれに頭を下げる。