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 縄師-Ⅳ ちづるとみひろ
第1章  日常
 私が高校生になって、通う道と時間か変わってから、リョウとの日常が大きく変化した。
 それまでーー
 私は愛読書、江戸川乱歩の小説のように、天井裏ならぬハシゴの上で換気窓の隙間から両親の営みを覘いたり、リョウにベッドに縛り付けられ、背中を鞭打たれてエクスタシーを感じていたし、きつく緊縛して放置されただけでも何度も絶頂に達する被虐性も積み重ねていた。
 リョウが裸の私を正座させ、手早く高手小手に縛る。
 その姿勢から前屈みに、膝の前に頬を着け尻を高く上げられると、それだけで私は期待に震え叫びたくなった。

 私の膣は男性器に押し広げられ、深く突き入れられて子宮壁を叩かれる。

 その振動は下腹全体に伝わりむずがゆさが高まっていくのだ。

 その高まりを歯を食いしばって我慢する。

 そのとき私の苦しみは絶頂を我慢する苦しみで、リョウにそれが伝わると、彼の性器は益々猛り狂うように内臓を叩き陰核周辺を陵辱するのだ。

 縛られた腕が引かれ、床から頬が離れる。
 すると、性器の角度も変わり受ける刺激が変化する。

 リョウが膣を出し入れしたときに出ていた単発的な私の声は、女性器全体で感じ始めると長く尾を引くようになる。

 リョウは私の中に男性器を入れたまま、男性器に電マを当てて最強の強さでスイッチを入れた。
膣の中で男性器が振動し、膣口を取り巻くクリトリス球やクリトリス脚を含む女性器全体が耐えがたい刺激に晒される。

 私は真っ白になった頭で藻掻くが、リョウが縛った縄は1㎜も緩まない。
私の全ての筋肉が緊張し、次にガクガクと震えながら弛緩し、ついに絶頂に包まれるのだ。

 縄を解かれるときさえも、敏感になった肌を這い回る縄がぞくっとする刺激を残して身体から離れていく。
 
 リョウは女を焦らし、苦しめ、喜ばせる技を知っている。

「ちづの指導がいいからね。ま、俺も自分で、天才かもって思うけど」

「でも世間に知られない天才だわ」

 二人で抱き合ってキスをする。赤く筋を引いて腫れた背中を撫でられるとゾクゾクしたむずがゆさに思わず悲鳴が出る。

 リョウがその声で再び勃起してエンドレスのセックスに迷い込むーー
 そんな日常だった。
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