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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第16章 特別クロッキー会ZERO
「あんなこととは?」
「まぁいい…、梨果ちゃん、特別クロッキー会の時は私の指示に従う事だ。それができたら君たちのことは忘れよう。」
…誤魔化された。
そうなると認めると取られてもなるべくおじさんに迷惑がかからない選択をするしかなかった。
「…わかりました。」
「ほう!それは嬉しいねぇ。それと…。梨果ちゃん、ご両親に内緒で私の愛人にならないかい?」
「え?!何を言って…。」
「そうなったらあの男とのことを万が一口を滑らすことも無くなるし、お父さんの教室や個展も安泰だ。…それに梨果ちゃんなら“コレ”も弾むよ。」
田村さんは“金銭”を意味する仕草をした。
「いえ、“それ”は結構です。ただ、あの方や父の不利益になるようなことはやめてください。」
「ふふふ…契約成立かな?賢明だね、梨果。」
「…。」
「ふふ、特別クロッキー会の日は梨果は学校だよね。」
「…はい。」
「とりあえずその日は時間になったら車で駅まで迎えに行くよ。」
「…わかりました。」
「携帯の連絡先を教えてもらえるかな。」
「はい…。」
田村さんに携帯の連絡先を教えてしまった。
「梨果、こっちにおいで。」
「…はい。」
田村さんは私を抱きしめた。
(おじさん、ごめんなさい…。他の男の人に触れられちゃった。“おまじない”の効力もここまでみたい…。もうおじさんに合わせる顔がないよ…。)
「よしよし、可愛いよ。」
髪も触られた…。
涙が自然と流れた。
「どうしたんだい?梨果、嬉しいのかい?」
そして田村さんは私の唇を奪いにきた。
「…だめ。私初めてなのでここだとちょっと…。」
「そうかそうか、こんな所じゃ思い出もクソもないねぇ。うふふ。」
キスはなんとか拒めた。
ガチャン
玄関の扉が開く音がした。
助かった、両親が帰ってきたようだった。
リビングに父と母が入ってきた。
「ああ、田村さんいらしてたのですか。」
「ええ、少し待たせていただきました。梨果ちゃんにお茶を頂いて少し暇つぶしに付き合ってもらっていたところです。」
「それはお待たせしてすみません。ではアトリエでお話を…。」
「じゃあ梨果…ちゃん。明明後日はよろしく頼むよ。」
「…。」
2人は三階のアトリエへ上がって行った。
「まぁいい…、梨果ちゃん、特別クロッキー会の時は私の指示に従う事だ。それができたら君たちのことは忘れよう。」
…誤魔化された。
そうなると認めると取られてもなるべくおじさんに迷惑がかからない選択をするしかなかった。
「…わかりました。」
「ほう!それは嬉しいねぇ。それと…。梨果ちゃん、ご両親に内緒で私の愛人にならないかい?」
「え?!何を言って…。」
「そうなったらあの男とのことを万が一口を滑らすことも無くなるし、お父さんの教室や個展も安泰だ。…それに梨果ちゃんなら“コレ”も弾むよ。」
田村さんは“金銭”を意味する仕草をした。
「いえ、“それ”は結構です。ただ、あの方や父の不利益になるようなことはやめてください。」
「ふふふ…契約成立かな?賢明だね、梨果。」
「…。」
「ふふ、特別クロッキー会の日は梨果は学校だよね。」
「…はい。」
「とりあえずその日は時間になったら車で駅まで迎えに行くよ。」
「…わかりました。」
「携帯の連絡先を教えてもらえるかな。」
「はい…。」
田村さんに携帯の連絡先を教えてしまった。
「梨果、こっちにおいで。」
「…はい。」
田村さんは私を抱きしめた。
(おじさん、ごめんなさい…。他の男の人に触れられちゃった。“おまじない”の効力もここまでみたい…。もうおじさんに合わせる顔がないよ…。)
「よしよし、可愛いよ。」
髪も触られた…。
涙が自然と流れた。
「どうしたんだい?梨果、嬉しいのかい?」
そして田村さんは私の唇を奪いにきた。
「…だめ。私初めてなのでここだとちょっと…。」
「そうかそうか、こんな所じゃ思い出もクソもないねぇ。うふふ。」
キスはなんとか拒めた。
ガチャン
玄関の扉が開く音がした。
助かった、両親が帰ってきたようだった。
リビングに父と母が入ってきた。
「ああ、田村さんいらしてたのですか。」
「ええ、少し待たせていただきました。梨果ちゃんにお茶を頂いて少し暇つぶしに付き合ってもらっていたところです。」
「それはお待たせしてすみません。ではアトリエでお話を…。」
「じゃあ梨果…ちゃん。明明後日はよろしく頼むよ。」
「…。」
2人は三階のアトリエへ上がって行った。