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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第16章 特別クロッキー会ZERO
車を降り2人で施設の入口に向かうと外に…おじさんがいた。
おじさんの姿を見て目が潤んだ…。こんな所を見られたくなかった。
「やぁ、こんばんは。外で何をしていたんだい?」
田村さんはおじさんに声をかけた。
(お願い、余計な事は言わないで…。)
「こんばんは。少し外の空気を吸いに…。」
「ははは、洋子さんに精気を吸われたかい?そろそろ特別クロッキー会の時間ですよ。“ヌードモデル”もこうしてきちんと連れてきたしね、では梨果、行こうか。」
「はい。」
(おじさん、ごめんなさい。穢れた私にはもうおじさんに合わせる顔がないの。)
私はおじさんと目を会わさず通り過ぎた。
(ごめんなさい、ごめんなさい、おじさん…。)
2階の美術室の前に来た。
夏のトラウマが蘇って入るのを躊躇った。
これからまた私はここで裸にされる…。
おじさんの姿を見て目が潤んだ…。こんな所を見られたくなかった。
「やぁ、こんばんは。外で何をしていたんだい?」
田村さんはおじさんに声をかけた。
(お願い、余計な事は言わないで…。)
「こんばんは。少し外の空気を吸いに…。」
「ははは、洋子さんに精気を吸われたかい?そろそろ特別クロッキー会の時間ですよ。“ヌードモデル”もこうしてきちんと連れてきたしね、では梨果、行こうか。」
「はい。」
(おじさん、ごめんなさい。穢れた私にはもうおじさんに合わせる顔がないの。)
私はおじさんと目を会わさず通り過ぎた。
(ごめんなさい、ごめんなさい、おじさん…。)
2階の美術室の前に来た。
夏のトラウマが蘇って入るのを躊躇った。
これからまた私はここで裸にされる…。