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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第17章 再会
「え、えーと…梨果さんは優秀なる桐邦学園生だから勉強も教えてもらえるしー‥。」
(うまいぞ友也!その調子だ。)
「ふふ、私は構わん、話を聞けば気の毒な子だ…。」
「「やったー。」」
友也と同時に叫んでしまった。
「やっぱあんたら似てるわ…。」
(あとは本人次第だな…。)
翌週、再び梨果との面談の機会を得ると今回は施設外で話すことを許された。
公安委員会の家族ということと、何より本人の要望を尊重してくれたらしい。
施設に迎えに行くと職員が同行することなく送りだしてくれた。
「久しぶりに2人で話すね。」
施設近くの公園を歩きながら話した。
梨果はパンツスタイルに厚手のコートを着ていた。美少女は何着ても似合う…って誰かが言ってたな。誰だっけ?
「あれから2ヶ月か…今までの日常がなくなっちゃって非日常が日常になっちゃった…。」
梨果は冬の澄んだ空を見上げてそう言った。
梨果にはいろいろ聞きたい事があった。田村さんとの事や会えなかった今までの事とかこれからの事とか。
でも梨果が自分から話すのを待つことにした。
「おじさん。私はおじさんが好きだった。そうじゃないとさすがのヌードモデル様もあんなエッチな事しない。でもおじさんの言うとおり見せるだけに留めて他の人に触らせるのはダメだなって決めてた。でも守れなかった。脅されたってのはあるけど…。」
梨果は涙を堪えていた。
私はそんな梨果を抱き寄せた。
「だめっ!私は穢れてるの!」
逃げようとする梨果を離さず捕まえて強く抱きしめた。
「ふえっ…ふえっ…えーーーん!!」
私の胸の中で子供のように泣きじゃくる梨果。
…いや賢い彼女といるとつい錯覚するが現実は子供なのだ。
「えーーーーーん!!」
「梨果、おじさんは梨果が穢れているなんて思ってないよ。私や家族を守るためにした選択だったんでしょ?わかってるよ。」
「くすんっ…、くすんっ…。」
「それとももうおじさんの事は嫌いになった?」
「くすんっ…ううん。」
「うちに来ないかい?」
「本当にいいの?」
「ああ、妻も友也も承諾済みだ。」
「…うん。行く。」
梨果は我が家に住まう事になった。
1月下旬の日曜日、梨果の引っ越しの日がやってきた。
車を所有しない私の代わりに写真館の真田氏が車を出してくれた。
(うまいぞ友也!その調子だ。)
「ふふ、私は構わん、話を聞けば気の毒な子だ…。」
「「やったー。」」
友也と同時に叫んでしまった。
「やっぱあんたら似てるわ…。」
(あとは本人次第だな…。)
翌週、再び梨果との面談の機会を得ると今回は施設外で話すことを許された。
公安委員会の家族ということと、何より本人の要望を尊重してくれたらしい。
施設に迎えに行くと職員が同行することなく送りだしてくれた。
「久しぶりに2人で話すね。」
施設近くの公園を歩きながら話した。
梨果はパンツスタイルに厚手のコートを着ていた。美少女は何着ても似合う…って誰かが言ってたな。誰だっけ?
「あれから2ヶ月か…今までの日常がなくなっちゃって非日常が日常になっちゃった…。」
梨果は冬の澄んだ空を見上げてそう言った。
梨果にはいろいろ聞きたい事があった。田村さんとの事や会えなかった今までの事とかこれからの事とか。
でも梨果が自分から話すのを待つことにした。
「おじさん。私はおじさんが好きだった。そうじゃないとさすがのヌードモデル様もあんなエッチな事しない。でもおじさんの言うとおり見せるだけに留めて他の人に触らせるのはダメだなって決めてた。でも守れなかった。脅されたってのはあるけど…。」
梨果は涙を堪えていた。
私はそんな梨果を抱き寄せた。
「だめっ!私は穢れてるの!」
逃げようとする梨果を離さず捕まえて強く抱きしめた。
「ふえっ…ふえっ…えーーーん!!」
私の胸の中で子供のように泣きじゃくる梨果。
…いや賢い彼女といるとつい錯覚するが現実は子供なのだ。
「えーーーーーん!!」
「梨果、おじさんは梨果が穢れているなんて思ってないよ。私や家族を守るためにした選択だったんでしょ?わかってるよ。」
「くすんっ…、くすんっ…。」
「それとももうおじさんの事は嫌いになった?」
「くすんっ…ううん。」
「うちに来ないかい?」
「本当にいいの?」
「ああ、妻も友也も承諾済みだ。」
「…うん。行く。」
梨果は我が家に住まう事になった。
1月下旬の日曜日、梨果の引っ越しの日がやってきた。
車を所有しない私の代わりに写真館の真田氏が車を出してくれた。