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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第18章 新たな生活
「あははは…。」
朝食を終えると2人は一緒に学校へ行った。
午前中、梨果の父親である絵画教室の講師に会いに梨果の実家へ赴いた。
アトリエに通されコーヒーを出してくれた。
「この度は梨果がお世話になります。…正直悔しいですがあの日梨果が貴方を呼んだ意味がわかりました。貴方がいなければ私も田村さんも、もしかしたら他の面々も梨果を犯していたことでしょう。」
「……。」
「私はもう梨果に親と思われないでしょう。せめて金銭面だけでもできるだけ努めさせてもらいます。梨果をよろしく頼みます。」
「大学の臨時講師のお仕事は大丈夫でしたか?」
「お陰様で大事にならずに済みました。」
「それは良かったですね。」
「絵画教室についてはまた考えるようです。受講生がたくさん辞めてしまいました。狭いこの自宅アトリエで十分な人数です。貴方も懲りずまたいらしてください。」
「ええ、ぜひ。あと、梨果さんさえ良ければ高校生になったら報酬を払って着衣モデルとしてきちんと仕立てるのはどうでしょう。彼女がモデルなら例えヌードじゃなくても受講生が集まるはずです。それに洋子さんに指導を受ければ将来的にまた…。」
「あはは…。考えておきます。」
「奥様の体調は?」
「拒絶されましてね。未だ面会させてもらえないんですよ。彼女は梨果にも不信感を持ってしまって…。父親を誘惑したとか妄想を言っているみたいです。この誤解だけは説かないと…。」
「…そうなんですか。」
「…とにかく梨果をよろしくお願いします。」
「わかりました。…そうそう、ピアノの件。後日業者がこちらに参りますのでその時はよろしくお願いします。」
「…かしこまりました。」
梨果の父親は寂しそうな目をしていた…。
講師の家の玄関を出るとそこに田村氏がおりゾッとした。
刃物でも持っていたらひとたまりもないと思ったからだ。
「貴様よくも梨果を…お前を未成年者淫行で告発してやる!」
「証拠はあるんですか?」
「見たんだお前と梨果が歩いている所を。」
「歩いてるだけでした?他に何かしてましたか?」
「くっ…。いや…。」
「歩いてると淫行なんですか?すみません私、毎日淫行してますね。多分貴方も。」
「馬鹿にしやがって!梨果を手込めにしているのはわかってるんだ。」
朝食を終えると2人は一緒に学校へ行った。
午前中、梨果の父親である絵画教室の講師に会いに梨果の実家へ赴いた。
アトリエに通されコーヒーを出してくれた。
「この度は梨果がお世話になります。…正直悔しいですがあの日梨果が貴方を呼んだ意味がわかりました。貴方がいなければ私も田村さんも、もしかしたら他の面々も梨果を犯していたことでしょう。」
「……。」
「私はもう梨果に親と思われないでしょう。せめて金銭面だけでもできるだけ努めさせてもらいます。梨果をよろしく頼みます。」
「大学の臨時講師のお仕事は大丈夫でしたか?」
「お陰様で大事にならずに済みました。」
「それは良かったですね。」
「絵画教室についてはまた考えるようです。受講生がたくさん辞めてしまいました。狭いこの自宅アトリエで十分な人数です。貴方も懲りずまたいらしてください。」
「ええ、ぜひ。あと、梨果さんさえ良ければ高校生になったら報酬を払って着衣モデルとしてきちんと仕立てるのはどうでしょう。彼女がモデルなら例えヌードじゃなくても受講生が集まるはずです。それに洋子さんに指導を受ければ将来的にまた…。」
「あはは…。考えておきます。」
「奥様の体調は?」
「拒絶されましてね。未だ面会させてもらえないんですよ。彼女は梨果にも不信感を持ってしまって…。父親を誘惑したとか妄想を言っているみたいです。この誤解だけは説かないと…。」
「…そうなんですか。」
「…とにかく梨果をよろしくお願いします。」
「わかりました。…そうそう、ピアノの件。後日業者がこちらに参りますのでその時はよろしくお願いします。」
「…かしこまりました。」
梨果の父親は寂しそうな目をしていた…。
講師の家の玄関を出るとそこに田村氏がおりゾッとした。
刃物でも持っていたらひとたまりもないと思ったからだ。
「貴様よくも梨果を…お前を未成年者淫行で告発してやる!」
「証拠はあるんですか?」
「見たんだお前と梨果が歩いている所を。」
「歩いてるだけでした?他に何かしてましたか?」
「くっ…。いや…。」
「歩いてると淫行なんですか?すみません私、毎日淫行してますね。多分貴方も。」
「馬鹿にしやがって!梨果を手込めにしているのはわかってるんだ。」