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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第21章 少女ヌード撮影会
撮影当日まで残された一週間、何度か美幸が梨果に相談にやってきていた。

今日も梨果と約束をしていたらしく、我が家に美幸が訪ねてきた。
玄関を開けるとセーラー服姿なので学校から直接来たのだろう。

「やあ、美幸さん。ごめんね梨果はまだ帰っていないんだ。」

「はい。さっきメールで少し遅れるとの連絡がきました。すみませんが少し待たせてもらえますか?」

「もちろん。上がって。」

美幸を居間に通す。

「梨果ちゃんは凄いですよね。同い年とは思えないです。」

「はは、確かに。私もついつい中学生だというのを忘れてしまうよ。」

「父から事件の話を聞きました。正直耳を塞ぎたくなるような内容でしたけど…。」

「あぁ、でも真田さんは大丈夫。きっと二の轍を踏むことはないと思うよ。」

「私もそう思います。事件の話は全く現実味がなくて梨果ちゃんが言うような心配は全然なかったりします。父は私を娘としか見るはずもなく、ましてや私に欲情するなんて絶対あり得ません。」

それは美幸の身体を見たことがないのでなんとも言えなかった。なぜならこの年頃の少女の身体は魔物だからだ。梨果を例にすると父親を含め、正常な人間を魅了し狂わせてきた場面を幾度と見てきた。
私だって例外ではない。だから今回の件は遠慮したかった。

「美幸さんの気持ちはわかった。真田さんに制止係を頼まれたけど必要なさそうだね、むしろ美幸さんにとっては私みたいなおじさんが参加するのは嫌でしょう?」

「確認ですが、おじさまが参加されるということはおじさまにも裸を見られるということですか?」

「うん。そういうことになるから嫌ならそう真田さんに言ってくれるかな。」

「きゃーどうしょう…。」

本人が嫌だと言えば真田氏も諦めるだろう。

「うーん…。」

顎に手を当ててチラチラ私の目を見る美幸。

「…父と梨果ちゃんがおじさまを指名したなら何らかの意味があるのでしょう。…かなり恥ずかしいですけどよろしくお願いします。」

「あ、そう…。」

(えぇー…。)

恥ずかしがられても私は元々中学生の子供のヌードなんかに基本的に興味がない。
ただ、梨果のような“秘宝”を隠し持っていたら困るのだ。

(梨果は特別だ。私は決してロリコンではない!)
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