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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第26章 美月の蕾
「梨果さん凄いよ…。掲示板にたくさんスレッドが立ってる。ちょっと内容は見せたくないものもあるけど…。概ね可愛いという評価だよ。」

「見せたくないものってどういうこと?」

「うーん。簡単に言うと梨果さんや美幸さんに対してエッチなコメントがあるって事かな…。」

「へぇーなんだって?!」

梨果は興味津々だった。

「いや、見ないほうがいいって…。」

「ほら、インターネットなんてろくなもんじゃない。」

「父さんの言いたいことはわかるけど、これからはこれがないと生活できなくなるよ。」

「そんなことあるかい。今までこうして生きてきたんだ。」



夕方まで3人娘は梨果の部屋で演奏の練習をしていた。友也はそれを見学しているようだ。

(夕飯の支度の前に風呂に入ってしまおう。)

浴槽に湯を張り入浴する。


先日と似た状況だった。期待していなかったというのは嘘になる。むしろこの時間を狙って入浴したと言っても過言ではない。改めて自分という人間の穢らわしさを感じた。

浴槽に浸かっているとやはり脱衣室に小さな人影が入ってきた。
曇りガラス越しのその人影は少しずつ肌色に変わっていく…。

二階から聞こえるヴァイオリンとピアノのアンサンブル。

曇りガラスの扉が開き一糸纏わぬ美月が入ってきた。
小さな身体にほぼ膨らみのない乳房と小さな臀部、無毛の恥丘と合わせ幼女と変わらないようだが、細くくびれたウエストは思春期を迎えた少女なのだとわかる。

以前ならまだしも今の美月の裸体を見たら勃起は避けられない。一度自慰の対象にしてしまったからだ。

「美月さん…。」

「一緒に入ってもいい?」

「もう入ってきてるじゃん。」

「えへへ…。」

「寒いからお湯に浸かりな。」

私は浴槽を美月に明け渡す為に立ち上がった。天井を向く勃起が美月の視線に入る。

「あっ…。」

小さな感嘆の声を上げる美月。身体を隠すようすれ違いで急いで浴槽に浸かる。

「湯加減大丈夫?」

「う、…うん。」

私は風呂椅子に腰をかけ頭髪を洗った。美月はその間、私の目を盗んで視線を勃起に注いでいるのがわかった。

シャンプーの泡を流し終えると顔を洗い体を洗った。日常のペースを変えない順序で入浴作業を続ける。違うのは陰茎が天井を向いているところ一点のみだ。
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