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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第28章 処女喪失
「経営はいかがですか?」

「やはり以前のようには…。しかしあいにく妻も…娘も居ないのでその分の生活費の支出が無いのでなんとか。」

「梨果さんの学費、キツいようなら仰ってください。」

「いえいえ、ただでさえ娘の生活費をお世話いただいているのに…学費だけは必ず払います。」

「奥様は今は?」

講師のグラスにビールを注ぐ。

「退院はしたのですが、実家の両親の元で暮らしてます。私は未だ許されないようで。まぁ自業自得なのですが…。梨果への誤解だけでも解けると良いのですが。」

精神を患い入院していた梨果の母親は退院したようだ。
梨果への誤解というのは、講師が梨果を犯そうとしたのは梨果が父親を誘惑したのも原因ではないか。という事実とは異なる事だった。この事で梨果も母親から見放されていた。

「タンメンと餃子お待たせしました!」

酢と醤油、ラー油を小鉢に注ぐ。餃子を1つ口に入れ、ビールで流し込む。
次にタンメンをすする。

「あ、旨いですね、タンメン。」

「ね、旨いでしょ。」

やつれた顔で微笑む講師。

「ここへはよく?」

「ええ、昔からよく来てます。」

「…梨果さんは元気にやってます。家事も手伝ってくれて学業とピアノのレッスンも両立しています。友達もたくさん遊びに来て賑やかにやっていますよ。」

「そうですか。あの子は私たち夫婦とは違って賢くて気が利いて優しい子なのです。」

「あはは、私も中学生という事を忘れて会話していたりします。頭の回転が早くてついていけません。」

「…どうか娘をよろしくお願いします。」

「……。」

講師が私のグラスにビールをついでくれた。この後自分の娘の純潔を奪う男にだ…。
複雑な気分になった。


食事を終え、酔ってうとうとしている講師の伝票をそっと取り2人分の会計を済ませ店を後にした。


帰宅しシャワーを浴びて梨果の帰りを待つ。

ガラガラガラ

玄関の引き戸を開く音がした。

「おじさん、ただいま。」

「おかえり、梨果。」

梨果が帰宅した。表情は朝と変わらず硬い。
梨果の手を引き抱きしめた。制服越しの乳房の膨らみを感じる。何度も梨果との性交を想像し精巣はパンパンだった。顎を引き寄せて口づけをした。

「もう、せっかちだなぁ。先にシャワー浴びさせて。」

少しいつもの笑顔が戻った。
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