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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第30章 美幸の決意、そして別れ
「でもいわゆる“前払い”を受け取ってしまったわけだね。今更断れないということを言いたいのでしょ?」
私が言及する。
「そうなんです。」
子供相手に汚い手を使ったものだ。
「それに加えて…梨果ちゃんに謝らなきゃいけないことがあるの。」
「何?」
「もう一つの条件として今回のCMは私をメインにしてくれるように頼んだの。社長は私の身体を求められるならとOKしてくれた。ごめんなさい梨果ちゃん。それもその方向で先ほど撮影は終わってしまいました。もう逃れられません。」
「なるほど、それでああなったのね。むしろその方が結果的には自然だったけど…。」
それに関して梨果はさほど気にしていないようだった。
私は美幸が求めているものの価値がわからないでいた。
「なんでそんなことの為に大事な身体を…。」
なので思わず言葉選びを間違えてしまった…美幸は激高する。
「“そんなこと”ってなんですか!!私は犠牲を払ってでも女優になりたいの!今日だって社長さんと芸能事務所の人の前で下着姿にさせられた…けど必死に堪えた…。」
「ええっ!何て酷い事を…。」
「だけど…初めてをあの人に捧げるのは嫌。なのでおじさま、その前に私の初めてを貰ってください。」
「へっ!?」
梨果が変な声を出す。
「どういうこと?」
私が訊ねた。
「私、恥ずかしながら経験が無いのです。こういう形で好きでもない男の人に初めてを捧げるのは嫌なのです。乱暴にされる可能性だってあります。なのでおじさまに貰って欲しいんです。」
「ちょっと!美幸ちゃん。気付いているとは思うけど私とおじさんは…。」
「わかってる!!わかってるから梨果ちゃんもこの場へ呼んだの。お願い梨果ちゃん、おじさまを一度だけ貸して…。」
「そんなの…無理だよ…。」
「…ううわぁぁぁぁん!!うぁぁぁぁああん!!」
梨果の答えを聞き号泣する美幸。
「お客様、どうかなさいましたか?」
美幸の慟哭に驚き店員が様子を見に来た。
「…いえ、すみません大丈夫です。会計をお願いします。」
店員にクレジットカードを渡した。
「お…、お預かりします。」
「おじさん、そのカードって…おじさんって…一体何者なの?」
「……出よう梨果。美幸さんをお願い。」
私が言及する。
「そうなんです。」
子供相手に汚い手を使ったものだ。
「それに加えて…梨果ちゃんに謝らなきゃいけないことがあるの。」
「何?」
「もう一つの条件として今回のCMは私をメインにしてくれるように頼んだの。社長は私の身体を求められるならとOKしてくれた。ごめんなさい梨果ちゃん。それもその方向で先ほど撮影は終わってしまいました。もう逃れられません。」
「なるほど、それでああなったのね。むしろその方が結果的には自然だったけど…。」
それに関して梨果はさほど気にしていないようだった。
私は美幸が求めているものの価値がわからないでいた。
「なんでそんなことの為に大事な身体を…。」
なので思わず言葉選びを間違えてしまった…美幸は激高する。
「“そんなこと”ってなんですか!!私は犠牲を払ってでも女優になりたいの!今日だって社長さんと芸能事務所の人の前で下着姿にさせられた…けど必死に堪えた…。」
「ええっ!何て酷い事を…。」
「だけど…初めてをあの人に捧げるのは嫌。なのでおじさま、その前に私の初めてを貰ってください。」
「へっ!?」
梨果が変な声を出す。
「どういうこと?」
私が訊ねた。
「私、恥ずかしながら経験が無いのです。こういう形で好きでもない男の人に初めてを捧げるのは嫌なのです。乱暴にされる可能性だってあります。なのでおじさまに貰って欲しいんです。」
「ちょっと!美幸ちゃん。気付いているとは思うけど私とおじさんは…。」
「わかってる!!わかってるから梨果ちゃんもこの場へ呼んだの。お願い梨果ちゃん、おじさまを一度だけ貸して…。」
「そんなの…無理だよ…。」
「…ううわぁぁぁぁん!!うぁぁぁぁああん!!」
梨果の答えを聞き号泣する美幸。
「お客様、どうかなさいましたか?」
美幸の慟哭に驚き店員が様子を見に来た。
「…いえ、すみません大丈夫です。会計をお願いします。」
店員にクレジットカードを渡した。
「お…、お預かりします。」
「おじさん、そのカードって…おじさんって…一体何者なの?」
「……出よう梨果。美幸さんをお願い。」