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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第32章 美幸サイドストーリー②
携帯電話に着信が入った。見ると知らない番号からだった。少し躊躇したけど例の件のような気がして応答した。
「…もしもし。」
「河海塾の酒井です。」
やっぱり河海塾の社長秘書の酒井さんだった。
「…美幸です、こんにちは。」
「次の日曜日13時に恵比寿駅までいらしてください。」
「…はい。わかりました。」
「駅にお迎えにあがります。社長の希望でお通いの学校の制服でいらしてください。それと、その日の昼食は摂らないでください。それでは失礼します。」
とうとう呼び出しを受けた。その日に河海社長は私の処女を奪う。彼は約束を守ってくれた。もう逃げ出すことはできない。
「美幸、例の書類を書いて綿貫プロに郵送しておいたよ。よかったな、これで美幸も芸能人だな。」
「ありがとう。でも事務所に所属しただけで芸能人じゃないよー。」
保護者の承諾書に父が印鑑を突いて送ってしまった。ますます私の逃げ場はなくなった。というか自ら逃げ場を無くした。少しでも心が揺らぐのを抑えるためだった。
(私は女優になるんだ。)
とうとう日曜日がきてしまった。父には部活があると言って指示通り制服で現地に向かう。昼食を摂るなという指示の意味はよくわからなかったけどそうでなくても食欲がなく食べる気がおきなかった。
恵比寿駅に着いたのは指定された時刻の15分前だった。不安があったのでコンビニエンスストアでコンドームを購入した。
生まれて初めて買った避妊具…、セーラー服でレジに行くのが恥ずかしかったけど案の定店員さんにジロジロ見られてしまった。
地元で買わなくて正解だったと思った。
改札に戻ると社長秘書の酒井さんが待っていた。
「…こんにちは。よろしくお願いします。」
「徒歩すぐのマンションです。今後来ることも多くなると思うので道をおぼえておいてください。」
「えっ!これが最初で最後ではないのですか?!」
「私からは何とも言いかねます。」
(嘘だ嘘だ嘘だ…。今日1日我慢すればいいのではないの!?)
「指定通り食事はしてませんね?」
「え?は、はい…。」
(ご馳走でもしてくれるのかな?でもやっぱり食欲ないや…。)
本当に駅前すぐのマンションだった。入口のロックをカードで開けてエレベーターに乗る。
「36階です。おぼえておいてください。」
「……。」
「…もしもし。」
「河海塾の酒井です。」
やっぱり河海塾の社長秘書の酒井さんだった。
「…美幸です、こんにちは。」
「次の日曜日13時に恵比寿駅までいらしてください。」
「…はい。わかりました。」
「駅にお迎えにあがります。社長の希望でお通いの学校の制服でいらしてください。それと、その日の昼食は摂らないでください。それでは失礼します。」
とうとう呼び出しを受けた。その日に河海社長は私の処女を奪う。彼は約束を守ってくれた。もう逃げ出すことはできない。
「美幸、例の書類を書いて綿貫プロに郵送しておいたよ。よかったな、これで美幸も芸能人だな。」
「ありがとう。でも事務所に所属しただけで芸能人じゃないよー。」
保護者の承諾書に父が印鑑を突いて送ってしまった。ますます私の逃げ場はなくなった。というか自ら逃げ場を無くした。少しでも心が揺らぐのを抑えるためだった。
(私は女優になるんだ。)
とうとう日曜日がきてしまった。父には部活があると言って指示通り制服で現地に向かう。昼食を摂るなという指示の意味はよくわからなかったけどそうでなくても食欲がなく食べる気がおきなかった。
恵比寿駅に着いたのは指定された時刻の15分前だった。不安があったのでコンビニエンスストアでコンドームを購入した。
生まれて初めて買った避妊具…、セーラー服でレジに行くのが恥ずかしかったけど案の定店員さんにジロジロ見られてしまった。
地元で買わなくて正解だったと思った。
改札に戻ると社長秘書の酒井さんが待っていた。
「…こんにちは。よろしくお願いします。」
「徒歩すぐのマンションです。今後来ることも多くなると思うので道をおぼえておいてください。」
「えっ!これが最初で最後ではないのですか?!」
「私からは何とも言いかねます。」
(嘘だ嘘だ嘘だ…。今日1日我慢すればいいのではないの!?)
「指定通り食事はしてませんね?」
「え?は、はい…。」
(ご馳走でもしてくれるのかな?でもやっぱり食欲ないや…。)
本当に駅前すぐのマンションだった。入口のロックをカードで開けてエレベーターに乗る。
「36階です。おぼえておいてください。」
「……。」