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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第32章 美幸サイドストーリー②
「36階はこの部屋しかありませんので。」

酒井さんはまたカードキーで玄関ドアを開けた。

「どうぞ。このカードはあなたにお渡ししておきます。」

「はぁ…。」

マンションのカードキーを受け取った。

中に入るととても広い。リビングから都内の風景が見えた。豪華マンションだ。

「私の案内はここまでです。あちらの部屋に社長がおりますのでノックしてお入りください。」

「…酒井さんは?」

「このリビングで待機するよう言われております。」

(よかった。女の人がいてくれると安心…。)

コンコンコン

豪華な部屋の扉をノックした。

「どうぞ。」

中から河海社長の声が聞こえた。

「失礼しま…。はっ!!」

広い部屋の中央に全裸の河海社長が仁王立ちになっていた。奥に大きなベッドとテーブルの上には様々な道具のような物が置かれていた。
しかも驚くことに手前には先週のCM撮影現場を共にしたカメラのアシスタントさん…確か名前は足利さん。彼がカメラをこちらに構えていた。

「やぁ、美幸くんいらっしゃい。早速いい表情を撮れたよ。足利くんとは先週の撮影で会ってるよね。まだ見習いだが優秀だ。今日は研修としてキミの処女喪失記念ビデオを余すことなく収録してもらうよ。」

全裸の社長さんを直視できなかった。それは性器が隠されずぶら下がっていたから。ただ焼けたような褐色の肌と鍛えられた厚い胸板が見えた。

「キミの学校はセーラー服なのか。たまらないな、俺の人生は本当にツイてる。」

「撮影されるなんて聞いてません!すぐにやめてください!」

すると全裸の社長は足早に私に近づいて髪を掴んで私を思い切り床に叩きつけた。

ドカッ!

「きゃ痛い!!…な何を!」

倒れた私の元にしゃがみこみ、顎を強く掴まれ顔を近づけてこう言った。

「私の言うことを聞け、お前の希望は全て叶えたはずだ。さもないとあの話は白紙に返す。撮影は口止め用だ、余計な事を考えなければ公開したりはしない。」

「くっ…。」

「いーねーその顔、捲れたスカートと三つ折りソックスもたまらないね。ほら、おかげでもう勃起してきたよ。」

目の前に大きくなったおちんちんを向けてきた。思わず目を逸らす。
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