この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第33章 CMオンエアー
友也はノートパソコンを持ってきていた。
食事が一段落すると座卓に置いて画面を開いた。
「インターネットで見たら梨果さんたちの評判凄いんだよ。」
「そういえばあのCM、ネットでも流れてるんだっけ?」
「そう、静止画だけどね。ほらCMの最後のツーショットが使われてるよ。」
画面を見せてもらうと制服姿の梨果と美幸が2人で映っており、文字で“河海塾で一緒に学ぼう!”と書かれていた。
「どんな評判なのか見てみたい。」
「可愛いというのがほとんどであと“誰?”とか“名前知りたい”ってのだね。あとはまぁ…見ない方がいいよ。」
「いやらしい書き込みでしょ?」
「うん…まぁそんな感じ。」
「ほら、インターネットなんてろくなもんじゃないな。」
「…でね、美幸さんは名前を公表したみたいなんだ。あの綿貫プロダクション所属だって。ホームページにプロフィールが載ってるよ。…ちょっと待ってね。ほら。」
友也がPCを操作し、芸能プロダクションのホームページに美幸の顔写真とプロフィールが記載されている画面を見せてくれた。
「えっ!凄い、美幸ちゃんはとうとうタレントとしての活動が始まったんだね。」
身長からスリーサイズまで記載されたプロフィール。複雑な気持ちになった。
これが彼女が痛い目に遭って得たものなのだ。
本来なら知人のデビューに喜ぶところだが、私たち3人の表情は暗かった。
「よし!考えたって仕方ない。片付けしよう。」
「…おじさんが一番考えてるクセに。」
梨果がボソリと呟いたのには気付かないふりをした。
食事が一段落すると座卓に置いて画面を開いた。
「インターネットで見たら梨果さんたちの評判凄いんだよ。」
「そういえばあのCM、ネットでも流れてるんだっけ?」
「そう、静止画だけどね。ほらCMの最後のツーショットが使われてるよ。」
画面を見せてもらうと制服姿の梨果と美幸が2人で映っており、文字で“河海塾で一緒に学ぼう!”と書かれていた。
「どんな評判なのか見てみたい。」
「可愛いというのがほとんどであと“誰?”とか“名前知りたい”ってのだね。あとはまぁ…見ない方がいいよ。」
「いやらしい書き込みでしょ?」
「うん…まぁそんな感じ。」
「ほら、インターネットなんてろくなもんじゃないな。」
「…でね、美幸さんは名前を公表したみたいなんだ。あの綿貫プロダクション所属だって。ホームページにプロフィールが載ってるよ。…ちょっと待ってね。ほら。」
友也がPCを操作し、芸能プロダクションのホームページに美幸の顔写真とプロフィールが記載されている画面を見せてくれた。
「えっ!凄い、美幸ちゃんはとうとうタレントとしての活動が始まったんだね。」
身長からスリーサイズまで記載されたプロフィール。複雑な気持ちになった。
これが彼女が痛い目に遭って得たものなのだ。
本来なら知人のデビューに喜ぶところだが、私たち3人の表情は暗かった。
「よし!考えたって仕方ない。片付けしよう。」
「…おじさんが一番考えてるクセに。」
梨果がボソリと呟いたのには気付かないふりをした。