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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第39章 全裸の刺客
『近頃インターネット上で梨果さんと似た少女のあまり芳しくない目撃情報があるとの事ですが、弊社といたしましてもイメージがありますので事実関係を確認したいのですが…。』
河海塾の広報部長から自宅へ連絡があった。旅先で梨果を目撃した者がインターネット上の掲示板とやらに書き込んだのだろうか。
「本人は身に覚えが無いと申しておりますが人違いではないですかね?」
適当に誤魔化してみる。
『これはネット上ではないのですが、匿名で一枚の写真が社長宛てに郵送されて来まして。社長曰わく梨果さんと思われる少女があられもない姿で卓球に興じている写真との事で。…これが所謂“ゆすり”でして当社はこれをネガごと高額で買い取って口止めしました。』
「はぁ…。」
白々しく心当たりの無いふりをしたが、これだけ証拠が揃うと本格的にアリバイなどを調べられたらアウトだろう。
『いずれにしても一応梨果さんにお会いしてもう一度認識を共有したいという話が出てまして、急ではありますが明日ご都合つけていただけますでしょうか。もしも当社のイメージを脅かすような事である場合、訴訟問題になりかねませんので。』
(まずいことになったな…。)
結局明日河海塾本部まで出向くことになった。非常に面倒だが広報部長の言うことは正論ではある。
「まぁ混浴に梨果さんがいたら書き込みたくなる気持ちもわかるよ。」
友也がノートパソコンで当該掲示板を開いて見ている。
「友也くん、私にもみせてよ。」
「見ない方がいいと思うけど…。」
「どれどれ?」
友也と場所を交代し、PCの画面を覗く梨果。
「えーと、河海塾のCMの女子中学生が混浴露天風呂でちっぱい丸出し入浴…。」
「ちっぱいって何?失敗?」
私が友也に訊ねる。
「え?!…いやー、えーっと、ち、小さなおっぱいの事…。」
友也が怯えながら教える。
「は?!失礼だなこの人ー!」
「だから見ないほうがいいって言ったのに…。」
「卓球場で浴衣がはだけておっぱい丸見えに。…ってやばっ!卓球場も見られてたんだ。あちゃー。」
「確かに他にもお客さんいたからね。」
「でも概ね可愛い可愛い書かれてるー。うふふ。」
「うふふじゃないよー梨果さん。撮影されてたらしいじゃん。笑い事じゃないよ。」
「確かに…。ヤバいヤバい。」
河海塾の広報部長から自宅へ連絡があった。旅先で梨果を目撃した者がインターネット上の掲示板とやらに書き込んだのだろうか。
「本人は身に覚えが無いと申しておりますが人違いではないですかね?」
適当に誤魔化してみる。
『これはネット上ではないのですが、匿名で一枚の写真が社長宛てに郵送されて来まして。社長曰わく梨果さんと思われる少女があられもない姿で卓球に興じている写真との事で。…これが所謂“ゆすり”でして当社はこれをネガごと高額で買い取って口止めしました。』
「はぁ…。」
白々しく心当たりの無いふりをしたが、これだけ証拠が揃うと本格的にアリバイなどを調べられたらアウトだろう。
『いずれにしても一応梨果さんにお会いしてもう一度認識を共有したいという話が出てまして、急ではありますが明日ご都合つけていただけますでしょうか。もしも当社のイメージを脅かすような事である場合、訴訟問題になりかねませんので。』
(まずいことになったな…。)
結局明日河海塾本部まで出向くことになった。非常に面倒だが広報部長の言うことは正論ではある。
「まぁ混浴に梨果さんがいたら書き込みたくなる気持ちもわかるよ。」
友也がノートパソコンで当該掲示板を開いて見ている。
「友也くん、私にもみせてよ。」
「見ない方がいいと思うけど…。」
「どれどれ?」
友也と場所を交代し、PCの画面を覗く梨果。
「えーと、河海塾のCMの女子中学生が混浴露天風呂でちっぱい丸出し入浴…。」
「ちっぱいって何?失敗?」
私が友也に訊ねる。
「え?!…いやー、えーっと、ち、小さなおっぱいの事…。」
友也が怯えながら教える。
「は?!失礼だなこの人ー!」
「だから見ないほうがいいって言ったのに…。」
「卓球場で浴衣がはだけておっぱい丸見えに。…ってやばっ!卓球場も見られてたんだ。あちゃー。」
「確かに他にもお客さんいたからね。」
「でも概ね可愛い可愛い書かれてるー。うふふ。」
「うふふじゃないよー梨果さん。撮影されてたらしいじゃん。笑い事じゃないよ。」
「確かに…。ヤバいヤバい。」