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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第40章 勃起勝負!梨果の審判
美幸の父親である写真館の主人、真田氏がくるらしい。それでも本日たった3人の生徒…。講師の生活は大丈夫なのだろうか。
「こんちはー。」
真田氏がやってきた。
「お?久々に来たな。まだ辞めてなかったんだ。」
私の姿を見た真田氏が声をかけてきた。彼と会うのも久し振りだ。
「はは…全くの幽霊ですけどね…。」
この日は静物画を描いた。講師は的確なアドバイスをくれたし、同時に描いていた講師の絵を見せてもらったが、やはり彼の腕前は確かだった。
「先生、人物画は最近やっていないのですか?」
「モデルのギャラが払えないんだよ。」
真田氏が答えた。富山氏が話を続ける。
「正直裸婦画で生徒数を稼いでいた節はあったからね。でも生徒数が減ったから裸婦画ができない。いわゆる悪循環て奴だ。」
「そういうことです…。」
講師が肯定する。
「田村さんや川瀬さんが援助してきたけど田村さんは体調を崩したし、川瀬さんはヌード以外はすっかりやる気なくしちゃってずっと来てないよ。」
「田村さん体調悪いのですか?」
「ああ、年明けに倒れて車椅子だよ。もう絵は無理だな。」
「そうでしたか。」
「以前のような活気を取り戻すのは難しいな。」
講師は黙って我々3人の話を聞いていた。
教室を終え講師の家を出た私と真田氏と富山氏。
「残念だけどこの教室も時間の問題だな。」
「どうにかしてあげたいものですね。」
「しかしどうやって…。」
「ちょっと策を練るか。」
……なぜかうちで話し合う事になった。
「なんでうちなんですか…。」
「広いんだろ?いいじゃないか。」
「はぁ…。」
途中これまたなぜかスーパーで買い物をしてビールやら酒やら肴やらをたらふく買った。
「いや、あのー真田さん富山さん。なぜ酒?」
「まぁまぁ、酒が入ると思考が捗るだろ。」
「そうかなぁ…。」
家に着くとまだ誰も帰っていなかった。鍵を開けて2人を招き入れる。
「おお!昭和的な和風建築だな。」
我が家に訪れるのは富山氏は初めてだ。真田氏は二度目となる。
「古いが豪邸だよな。」
「…まぁ、適当に座ってください。」
居間の座卓を囲んで3人で車座になり酒を酌み交わす。
「ほら、あんたも飲みなよ。」
富山氏にビールを勧められる。
「はぁ…。まだ外明るいですけどね。」
「こんちはー。」
真田氏がやってきた。
「お?久々に来たな。まだ辞めてなかったんだ。」
私の姿を見た真田氏が声をかけてきた。彼と会うのも久し振りだ。
「はは…全くの幽霊ですけどね…。」
この日は静物画を描いた。講師は的確なアドバイスをくれたし、同時に描いていた講師の絵を見せてもらったが、やはり彼の腕前は確かだった。
「先生、人物画は最近やっていないのですか?」
「モデルのギャラが払えないんだよ。」
真田氏が答えた。富山氏が話を続ける。
「正直裸婦画で生徒数を稼いでいた節はあったからね。でも生徒数が減ったから裸婦画ができない。いわゆる悪循環て奴だ。」
「そういうことです…。」
講師が肯定する。
「田村さんや川瀬さんが援助してきたけど田村さんは体調を崩したし、川瀬さんはヌード以外はすっかりやる気なくしちゃってずっと来てないよ。」
「田村さん体調悪いのですか?」
「ああ、年明けに倒れて車椅子だよ。もう絵は無理だな。」
「そうでしたか。」
「以前のような活気を取り戻すのは難しいな。」
講師は黙って我々3人の話を聞いていた。
教室を終え講師の家を出た私と真田氏と富山氏。
「残念だけどこの教室も時間の問題だな。」
「どうにかしてあげたいものですね。」
「しかしどうやって…。」
「ちょっと策を練るか。」
……なぜかうちで話し合う事になった。
「なんでうちなんですか…。」
「広いんだろ?いいじゃないか。」
「はぁ…。」
途中これまたなぜかスーパーで買い物をしてビールやら酒やら肴やらをたらふく買った。
「いや、あのー真田さん富山さん。なぜ酒?」
「まぁまぁ、酒が入ると思考が捗るだろ。」
「そうかなぁ…。」
家に着くとまだ誰も帰っていなかった。鍵を開けて2人を招き入れる。
「おお!昭和的な和風建築だな。」
我が家に訪れるのは富山氏は初めてだ。真田氏は二度目となる。
「古いが豪邸だよな。」
「…まぁ、適当に座ってください。」
居間の座卓を囲んで3人で車座になり酒を酌み交わす。
「ほら、あんたも飲みなよ。」
富山氏にビールを勧められる。
「はぁ…。まだ外明るいですけどね。」