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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第42章 新生クロッキー会①
「ははは…それは良かったです。ここからですと距離が遠いので後で時間作るので近くで描いてみてください。」

「本当ですか?!嬉しい。」

友也にはその会話は聞こえていないようだった。やっと勃起は収まり陰茎を垂れ下げていた。その姿はまるでダビデ像だ。

その後も各々の受講者の絵を見て講師はその都度アドバイスをしていた。


「では梨果さんも舞台に乗ってください。」

私の隣で休憩していた梨果にお呼びがかかる。コートを脱いで私が受け取ると再び舞台に赴きあられもない水着姿で全裸の友也と共に立つ。

「こうして2人並べると明らかに第二次性徴を迎えた男女の体型差がわかりますね。」

日に焼けた友也と対比して梨果の肌の白さが映える。
しかしそんな梨果の肌を目にした友也は再び勃起を開始してしまう。

「あぁ…。止まってくれ。止まってくれー。は、恥ずかしいよぉ。」

「友也くん、大丈夫だよ。みんな同じだから。」

真田氏が友也に声をかけた。

「梨果ちゃんのそんな姿見たら正常な男なら勃起するのは仕方ないよ。」

「そうだそうだ。」

富山氏が賛同する。

「試しに今勃起していない人、手を上げてください。」

真田氏が場内に挙手を求める。

手を挙げたのは女性3人だけだった。

「ほら、ね友也くん。」

「…ありがとうございます。」

「むしろ私がめっちゃ恥ずかしくなったんですけど…。」

あはははははは!

梨果の呟きで皆が笑っていた。

微妙な顔色をしている講師が挙手していなかったのには誰も気にとめていない様子だった。


「オホン!それではこの後はフリータイムにします。2人のモデルを好きに描いてみてください。質問があれば随時お受けします。」

講師はそう言い舞台を離れ、後方に椅子を構えて腰を下ろした。

「先生、友也さんにこっちに来ていただくことって可能ですか?」

「あぁそうでしたね。…男性陣は梨果に夢中みたいなので大丈夫でしょう。」

「やった!」

「キミ、彼女たちのモデルをお願いしていいですか。」

講師が友也を呼び寄せる。

「えっ?!まじですか?」
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