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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第43章 新生クロッキー会②
梨果が着替えに行っている間も受講者たちは興奮覚めやらぬ様子だった。あの露出度を極めた水着を用意した富山氏のサプライズ。そして予定外の友也のヌードモデルデビュー。これらがかなりの効果を見せた。
そうこうしている間に梨果が着替えを終えて準備室から出てきた。後半戦の始まりだ。
「さて、再開しましょう。梨果はまた台に乗ってください。」
講師に促され白いセーラー服を纏った梨果が舞台に上がる。卑猥な水着から打って変わって息をのむような清楚な姿が見る者を魅了する。
講師が講義を再開する。
「先ほどの水着姿の絵に服を乗せて描いてみてください。中身が有るが故に服の起伏や皺などが自然に再現できると思います。」
講師は梨果の胸部を指差し解説する。
「上半身を例にすると、鎖骨から少しずつバストの膨らみに沿って服を押し上げます。ですがここ、バストの頂点から下りの部分は重力によって布は垂れ下がるので服は身体のラインから離れます。これが自然です。よく乳房のラインそのまま服を張り付かせている絵を見ることがありますが不自然です。そうならないためにもヌードから学ぶのが基本なのです。スカートもそうです。地球の物理に逆らわなければプリーツの流れも自然に描けます。」
受講者たちは大きく頷いた。
「では描いてみてください。」
梨果の立ち姿をスケッチする受講者たちを講師は見て回り、アドバイスをする。
しばらくして講師が一巡し梨果の元に戻った。
「それでは再びフリータイムとします。自由な角度で好きに描いてみてください。質問は随時承ります。」
そう言い教室の後方に退き椅子に腰をかける講師。
そして舞台に群がる受講者たち。CMと同じセーラー服姿の梨果を間近で見ようと取り囲む。
「おおー、本物だ。めちゃくちゃ可愛い。」
「共演の真田美幸より可愛いよね。」
「むむむ?!それはねーだろ…。」
美幸の父親の真田氏が聞き捨てならぬと呟く。まさか彼らも美幸の父親がここに居るとは思うまい。
「てかなんであのCMは真田美幸が主役なんだろ?」
「RIKAちゃんと並ぶから霞んでるだけで真田美幸も相当な美少女だよ。」
「あと演技力だろ。真田美幸の演技力は凄いよ。」
「うんうん。」
大きく頷く真田氏。
「演技下手でごめんねー。」
そうこうしている間に梨果が着替えを終えて準備室から出てきた。後半戦の始まりだ。
「さて、再開しましょう。梨果はまた台に乗ってください。」
講師に促され白いセーラー服を纏った梨果が舞台に上がる。卑猥な水着から打って変わって息をのむような清楚な姿が見る者を魅了する。
講師が講義を再開する。
「先ほどの水着姿の絵に服を乗せて描いてみてください。中身が有るが故に服の起伏や皺などが自然に再現できると思います。」
講師は梨果の胸部を指差し解説する。
「上半身を例にすると、鎖骨から少しずつバストの膨らみに沿って服を押し上げます。ですがここ、バストの頂点から下りの部分は重力によって布は垂れ下がるので服は身体のラインから離れます。これが自然です。よく乳房のラインそのまま服を張り付かせている絵を見ることがありますが不自然です。そうならないためにもヌードから学ぶのが基本なのです。スカートもそうです。地球の物理に逆らわなければプリーツの流れも自然に描けます。」
受講者たちは大きく頷いた。
「では描いてみてください。」
梨果の立ち姿をスケッチする受講者たちを講師は見て回り、アドバイスをする。
しばらくして講師が一巡し梨果の元に戻った。
「それでは再びフリータイムとします。自由な角度で好きに描いてみてください。質問は随時承ります。」
そう言い教室の後方に退き椅子に腰をかける講師。
そして舞台に群がる受講者たち。CMと同じセーラー服姿の梨果を間近で見ようと取り囲む。
「おおー、本物だ。めちゃくちゃ可愛い。」
「共演の真田美幸より可愛いよね。」
「むむむ?!それはねーだろ…。」
美幸の父親の真田氏が聞き捨てならぬと呟く。まさか彼らも美幸の父親がここに居るとは思うまい。
「てかなんであのCMは真田美幸が主役なんだろ?」
「RIKAちゃんと並ぶから霞んでるだけで真田美幸も相当な美少女だよ。」
「あと演技力だろ。真田美幸の演技力は凄いよ。」
「うんうん。」
大きく頷く真田氏。
「演技下手でごめんねー。」