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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第44章 梨果の朝帰り
第一回新生クロッキー会を終え、友也を連れて真田氏と富山氏とで打ち上げをすることとなった。
梨果は講師を務めた父親に食事に誘われ別行動となってしまった。

「そういや先生は大丈夫かね。」

富山氏が焼酎を飲みながら呟く。

「一度は娘を犯そうとした事実はあるけどさすがに懲りたとは思うけどね…。ほら友也くん、カルビ焼けたよ。」

「ありがとうございます!」

真田氏は肉を焼きつつ友也の世話も焼いていた。

正直講師に関してはまだ心配だった。ただあの頃と違うのは梨果が精神的に成長したことだ。今の梨果なら心配ないと思って父親との会食を許可した。

「今日の様子だと全く問題なさそうだったよな。娘があんな過激な水着を着てても顔色ひとつ変えてなかった。」

「あっ、そうだ。その水着について私にも言いたい事があるのですが。」

勝手にあんな水着を梨果に着せた富山氏に抗議をしたい。

「あの水着はヒドいですよ。俺も抗議します!」

友也も遺憾だったようだ。

「なんだよ、いつもお前らばかり梨果ちゃんを堪能してズルいんだよ。」

「「う……。」」

一瞬にして親子共々ぐうの音も出なかった。
そんな友也に富山氏は更に質問を投げかける。

「友也くん。正直どうなんだい?あんな可愛い同い年の女子中学生と同じ屋根の下で暮らしている気持ちは。」

「いやー、最初はあれでしたけど今はもう家族みたいなものなので…。」

「またまたー。“オカズ”には困らない日常だろ?」

「いやいや!何言ってるんすか。しかも俺彼女いますし…。」

「友也くん彼女いるのか!」

肉を焼きながら真田氏も反応する。

「その彼女とはやったのかい?」

「いえ…ってそんなことどうでもいいじゃないすか!」

富山氏は全くゲスな質問ばかりする酔っ払いジジイだ。

「でもどうだい?正直梨果ちゃんと彼女とでオカズにした回数はどっちが多いよ?」

「…そ、そう言われると梨果さんかも。」

「な?やっぱりそうだろ。同居してりゃいわゆる“ラッキースケベ”的な場面も多いだろうよ。」

「いや、単に梨果さんが俺の前で無防備過ぎるんですよ…。」

「かーっ!羨ますぃー!ういっ…。」

「もう富山さん飲み過ぎですよ。」

真田氏がたしなめる。

「俺は酔ってねーよ。しかし梨果ちゃんは以前より少しおっぱいデカくなったよな。」
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