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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第50章 美月と初デート
「行っちゃったね。よかったの?」
店を出て美月と2人で梨果と父親の後ろ姿を見送る。
「正直言って良くはない。でも父親の前で家に帰っちゃ駄目とは言えないよ。」
「そっか…」
「駅すぐそこだけど美月さんこれからどうする?」
「帰らない。」
「でもこれから買い物に行くだけだから付いてきてもつまらないよ?」
「大丈夫。一緒に行きたい。」
「あそう…てか何で日曜日なのに制服姿なの?」
「学校から直でお泊まりだったからパジャマと下着しか持って来なかったの。」
制服姿のこんな小さい子を連れて歩いているとまるで不審者だ。人目が気になる。
「おじちゃん、パンツ買って。」
「ぶっ!!なな、何突然?!」
「さっきパンツ濡らしちゃったから替えがもう無かったの。」
「え?…というと今は?」
「穿いてない。」
「は?!」
「穿いてない。スースーして違和感。」
こんな真っ昼間に家から今までノーパンで過ごしていたらしい。しかも桐邦中のこんな短いスカートで…。
「ほ、本当に…?」
「うん。」
黒髪をおかっぱに切り揃えられた日本人形のような慎ましやかな美少女。大きなお目々と小さなお鼻とお口が可愛い。そんな清楚な子がノーパンで外を歩いているとは誰も思うまい。…ムラムラとしてきた。
「ち、ちょっとこっち来て。」
手を引いてたまたま通りがかった雑居ビルの非常階段に美月を連れ込む。女児を暗がりでイタズラをする変質者の気分になる。
「…おじちゃん、ここなに?」
「美月さん…す、スカート捲って見せてもらえる?」
「えっ…こんなとこで恥ずかしいよぉ。」
「お願い!」
「わ、わかった。」
美月を階段の数段高い位置まで登らせ私は低い位置から美月を見上げる。お互いいつもとは逆の背丈となる。
「じゃあ美月さん、め、捲って?」
「う、うん…。」
ワクワクする。美月は両手でスカートの裾を握りしめてゆっくりスカートをたくし上げてくれた。
「おお…。」