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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第52章 あぶな絵の少女
亭主は微笑み床の間の掛け軸を眺めながら話す。
「先生の少女を表現する文章はまさに諸行無常の理をあらわしてますね。」
「貴方もお好きですね?」
「…もう一服いかが?」
「頂戴します。」
更に茶の温度が上がっていた。
「美味しゅうございます。」
亭主は頷き床の間の一輪の花を見ながら話す。
「花の命は短いから魅力的に映るのですよね。」
「その通りですね。」
「少女も正にそれ。」
「左様です。」
「「このロリコン。」」
ハモった。
「お願い!私も世界一のおっぱい見たいっ!」
「はいはい、また今度ね。」
二畳の茶室と三杯の茶は人の心を繋いだ。
『一条院先生、梨果様がお呼びです。』
茶室の外から声をかけられた。
「決まりましたかな?参りましょう。」
「ええ。」
「すぐ行くとお伝えして。」
『かしこまりました。』
ロリコンじじいから当主の顔に戻った七代目と共に特別室へ戻る。
「一条院先生、お待たせいたしました。…あら?お二人ともいつの間に仲良しに?」
松乃に見破られる。さすが伝説の芸妓だ。
「鈴善さんのお茶をお召し上がりに?」
「ええ。」
「ふふ、納得ですわ。では中にお入りください。」
扉を開けると振り袖を着た梨果がいた。
「おじさん、見て!」
「おお~!すごく素敵だよ梨果。」
「松乃さんとお店の方々にいろいろ見てもらってこれに決めたの。おじさんはどう思う?」
「梨果本人とその道のプロが決めたのに私の意見なんて役に立たないよ。でもとってもいいよ!」
「それではそちらに五つ紋を入れてご自宅にお送りします。」
「嬉しい!」
「梨果さんちょっと待って、和装での所作をお教えしますわ。歩き方もそれではダメよ。」
「先生の少女を表現する文章はまさに諸行無常の理をあらわしてますね。」
「貴方もお好きですね?」
「…もう一服いかが?」
「頂戴します。」
更に茶の温度が上がっていた。
「美味しゅうございます。」
亭主は頷き床の間の一輪の花を見ながら話す。
「花の命は短いから魅力的に映るのですよね。」
「その通りですね。」
「少女も正にそれ。」
「左様です。」
「「このロリコン。」」
ハモった。
「お願い!私も世界一のおっぱい見たいっ!」
「はいはい、また今度ね。」
二畳の茶室と三杯の茶は人の心を繋いだ。
『一条院先生、梨果様がお呼びです。』
茶室の外から声をかけられた。
「決まりましたかな?参りましょう。」
「ええ。」
「すぐ行くとお伝えして。」
『かしこまりました。』
ロリコンじじいから当主の顔に戻った七代目と共に特別室へ戻る。
「一条院先生、お待たせいたしました。…あら?お二人ともいつの間に仲良しに?」
松乃に見破られる。さすが伝説の芸妓だ。
「鈴善さんのお茶をお召し上がりに?」
「ええ。」
「ふふ、納得ですわ。では中にお入りください。」
扉を開けると振り袖を着た梨果がいた。
「おじさん、見て!」
「おお~!すごく素敵だよ梨果。」
「松乃さんとお店の方々にいろいろ見てもらってこれに決めたの。おじさんはどう思う?」
「梨果本人とその道のプロが決めたのに私の意見なんて役に立たないよ。でもとってもいいよ!」
「それではそちらに五つ紋を入れてご自宅にお送りします。」
「嬉しい!」
「梨果さんちょっと待って、和装での所作をお教えしますわ。歩き方もそれではダメよ。」