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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第59章 梨果との5月のひととき
『今から真田さんと一緒に帰るところ。』
そう梨果から連絡が入って2時間、庭の手入れをしながら待っていると門前に真田氏の大型バンが停まった。
「おじさんただいまー!」
助手席から降りながら私に笑顔で手を振る梨果。マカロンの撮影が無事に終わったようでホッとした。
「真田さん、ありがとうございます。」
助手席の窓越しに運転席の真田氏に礼を言う。
「梨果ちゃんには借りがたくさんあるからな。今日もめちゃくちゃ可愛かったぞ。」
「ありがとね真田さん。」
「あいよ、お疲れさん。じゃあーな2人とも。」
そう言い真田氏は車を出して去っていった。
「お疲れさま梨果、お腹空いたでしょ。」
すでに夕方という時間は過ぎていた頃だ。
「いただきまーす。」
梨果と友也と3人で夕食を囲む。梨果は今日の撮影の状況を話し、友也は興味深く聞いていた。
「えっ!水着にもなったの?!」
「うん、スクール水着と結局ビキニ姿にもなった…。」
「ええっ…。」
「スクール水着には美幸ちゃんと一緒になったよ。」
(おっと、そりゃ楽しみだ。)
「美幸さん、元気だった?」
友也が訊ねた。
「うん。」
「そっか、良かった。」
「……。」
梨果も友也もそして私もそれ以上美幸について語らなかった。
プルルルルルルル♪プルルルルルルル♪
私の携帯電話が鳴る。画面を開くと富山氏だった。
「はい、もしもし。」
『よう、夜分すまない。さっき連絡あって先生の絵の展覧会への出展の審査が通ったらしい。』
「そうですか…。」
『来月第一金曜日から六本木の美術館で展示されるそうだ。』
「わかりました。連絡ありがとうございました。」
通話を終える。
「誰?」
梨果が私に訊ねる。
「富山さん。先生の絵の出展の審査が通ったらしい。」
「本当?!展覧会いつから?」
「来月第一金曜日から六本木の美術館で公開だって。」
「どんな絵なの?」
そういえば友也は知らない。
「梨果のヌード画だよ。」
「は?!まだそんなことしてたの?梨果さん大丈夫だったの?!」
「うん…まぁ。」
「はぁ…信じられない。」
友也は友也で普段から梨果の事を心から気にかけているのが理解できた。
そう梨果から連絡が入って2時間、庭の手入れをしながら待っていると門前に真田氏の大型バンが停まった。
「おじさんただいまー!」
助手席から降りながら私に笑顔で手を振る梨果。マカロンの撮影が無事に終わったようでホッとした。
「真田さん、ありがとうございます。」
助手席の窓越しに運転席の真田氏に礼を言う。
「梨果ちゃんには借りがたくさんあるからな。今日もめちゃくちゃ可愛かったぞ。」
「ありがとね真田さん。」
「あいよ、お疲れさん。じゃあーな2人とも。」
そう言い真田氏は車を出して去っていった。
「お疲れさま梨果、お腹空いたでしょ。」
すでに夕方という時間は過ぎていた頃だ。
「いただきまーす。」
梨果と友也と3人で夕食を囲む。梨果は今日の撮影の状況を話し、友也は興味深く聞いていた。
「えっ!水着にもなったの?!」
「うん、スクール水着と結局ビキニ姿にもなった…。」
「ええっ…。」
「スクール水着には美幸ちゃんと一緒になったよ。」
(おっと、そりゃ楽しみだ。)
「美幸さん、元気だった?」
友也が訊ねた。
「うん。」
「そっか、良かった。」
「……。」
梨果も友也もそして私もそれ以上美幸について語らなかった。
プルルルルルルル♪プルルルルルルル♪
私の携帯電話が鳴る。画面を開くと富山氏だった。
「はい、もしもし。」
『よう、夜分すまない。さっき連絡あって先生の絵の展覧会への出展の審査が通ったらしい。』
「そうですか…。」
『来月第一金曜日から六本木の美術館で展示されるそうだ。』
「わかりました。連絡ありがとうございました。」
通話を終える。
「誰?」
梨果が私に訊ねる。
「富山さん。先生の絵の出展の審査が通ったらしい。」
「本当?!展覧会いつから?」
「来月第一金曜日から六本木の美術館で公開だって。」
「どんな絵なの?」
そういえば友也は知らない。
「梨果のヌード画だよ。」
「は?!まだそんなことしてたの?梨果さん大丈夫だったの?!」
「うん…まぁ。」
「はぁ…信じられない。」
友也は友也で普段から梨果の事を心から気にかけているのが理解できた。