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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第6章 日帰り温泉旅行③
「今日の試合勝てたよ。そうだユニフォームを洗濯機に…。」

まずい。洗濯機は脱衣室だ。

「ちょ、友也。まっ…。」

「「あっ!!」」

友也が脱衣室の扉を開けた瞬間、二人の声が重なって聞こえた。
梨果はすでに浴室から上がっていたようだ。

「きゃっ!」

「ごっ!ごめんなさい!!」

慌てて扉を閉める友也。
そして居間にバタバタと戻ると私に詰め寄る。

「あの人例の知り合いの娘さんでしょ?!なんでウチで風呂入ってんの?!」

「いやぁ…。これには事情が…。」

「いやいや、どんな事情あれば風呂に入るのよ。」

「えーと、さっき庭で菜園の手入れを手伝ってもらって…。汗かいたからシャワーをと…。」

「ふぅん…。まあいいや。とりあえず母さんには内緒にしとくよ。」

「すまない…。」

「友也。」

「なに?」

「見たのか?」

「いや、一瞬だったからわからないよ!!」

居間の戸が開き梨果が入ってきた。
梨果は制服を着ていた。

「息子さんですか?はじめまして。梨果といいます。お父様には父の絵画教室をご贔屓いただいております。今日はお届け物に参りまして丁度お父様が菜園をされていたので少しお手伝いを…。お風呂を戴きましてすみませんでした。」

廊下で私と息子の会話を聞いて合わせてくれたようだ。相変わらず賢い子だ。

「い、いや、はじめまして。と、友也です。」

友也は顔を真っ赤にして目を合わさずに挨拶を交わした。
同い年で挨拶のこの差はなんだ。頼むよ息子よ。

梨果を見ると制服のブラウスの下はノーブラだ。
おそらくスカートの中も下着を着けていないだろう。
梨果は居間を見回し下着類の存在を探していた。

荷物の中に制服が入っていたのは幸いした。帰りは制服である必要があったため脱衣室に持って入ったのだろう。
しかし下着類はワンピースと共に押し入れの奥だ。

「それでは私はこれで失礼いたします。」

「あ、ああ」

居間に友也を残し玄関へ向かい、隠していたローファーを出してあげる。

「梨果さん下着はどうする?」

「今日はあきらめるしかないよね。隠してくれてありがとう。ひゃー、スカートの中がスースーする。」

後ろからひらりとスカートを捲る。

「きゃっ!」

やはり下着は着けておらず、白い尻が一瞬見えた。

「もー!なんですぐそう意地悪するかなー!」
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