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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第7章 梨果の下着
ホームに着くと入ってきた列車に梨果を乗せる。

「じゃあね。」

「だから、またね。ね。」

「うん、また。」

列車の扉が閉まり窓越しに梨果は小さく手を振り行ってしまった。

次の列車まで缶コーヒーを買おうと鞄を開けるとビニール袋の中に梨果の白いショーツが入っていた。

「いつの間に…。」


帰宅すると息子の友也が私の書斎から出てきた。

「友也、どうした?」

「辞書借りたいんだけどどこ?」

「ああ。」

書斎に入り友也に辞書を渡す。

「サンキュー。」

そう言うと友也は自室に戻って行った。

椅子に腰をかけると卓上に絵画教室で使っているスケッチブックが出したままになっていた。
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