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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第10章 8月の幻想
男子トイレに入ったのもドキドキだったし、女の子には馴染みの無い便器に放たれるおしっこの一連の動作を間近で見せてもらって感心した。
隔てる壁もなく並んだ便器。場所を取らないので数多く設置できる。それはおちんちんがかなり機能的に出来ているのがその理由だと思う。
立ったままズボンもパンツも脱がずにおちんちんだけ取り出せる。下着や衣服もその機能に合わせて作られてる。
おしっこが終わっても拭く必要が無く何度か振って雫を落としただけでまたすぐしまえる。
めちゃくちゃ短時間で効率的。
女子トイレと違って行列ができない理由がわかった。
てか私は何を誰に真剣に語っているのかな…。

“ぼっき”してないおじさんのおちんちんもレアなのだ。私がさっき握った固く大きい“ぼっき”と同じおちんちんとは思えないほど小さくて先っぽの“亀頭”だっけ?が半分隠れてる。

この状態のおちんちんに触ったこと無いのでわかんないけど、
雫を振ってる時なんてプルプルで全く芯が無いみたいで相当柔らかそう。
機能的で七変化のおちんちん。ますます興味が出た。

カラオケボックスでショーツを濡らしてしまったので返してもらったショーツに穿き替えて、今日穿いてきたショーツをこっそりおじさんの鞄に忍ばせておいた。
私を思い出して射精してほしいし、次に会う理由がないとなんかこわいから。


おじさんと別れて駅から自転車。

川瀬サイクルの前を通ると店内から自転車屋さんが笑顔で手を拭ってきたので会釈で返した。
あの優しそうな笑顔の人も私を再びヌードモデルにと期待してる一人…。

家に帰ると玄関に誰か来客の靴があった。またいやな予感…。

「ただいま。誰か来てるの?」

リビングにいたお母さんに聞いてみた。

「田村さんよ。お父さんが来年開く個展の件じゃないかしら。アトリエでお話しているよ。」

やっぱり…。

「お父さん個展開くんだ。」

「そうそう、田村さんには何かと協力していただいてるのよ。」

「そうなんだ…。」

田村さんと顔を合わせたくないから早々に自室へ駆け上がった。
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