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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第10章 8月の幻想
お気に入りの服から部屋着に着替えるため服を脱いでブラとショーツになった。

この時を見計らったように突然部屋のドアが開いた。

「梨果ちょっといいか。」

「ちょっ!ノックぐらいしてよ!」

父とその横に田村さんがいた。最悪…。

「うほっ!こりゃバッチリなタイミングだったね。」

部屋に入ってくる。

「ちょっと今着替えてるので出て行ってください。」

腕で胸を隠しながらドアを押し閉めた。
下着姿を見られてしまった…。

部屋着を着て父の所にさっきの用件を聞きに行くと既に田村さんは帰っていなかった。

「モデルの件は決まったか?」

「まだちょっと…。」

「そうか。今週中に回答頼む。…出来れば教室の方のモデルをしてくれると有り難いのだが…。」

「…。」


翌日から定期考査の時期に入る。なんか集中できないけど少し勉強した。
お風呂に入って下着を手洗いし、今日を振り返りオナニーした。
おじさんが私の弄るのを真似すると簡単にいけた。
声を殺してるつもりでもつい漏れてしまった。

お風呂から出ると脱衣室のドアが開いていた…。


翌朝自転車を出していると田村さんがウォーキングに出かける所に出くわした。
なんだか近頃間が悪いな…。

「おはようございます。」

「おはよう梨果ちゃん。これから学校かい。」

「はい。」

田村さんは近くに寄ってきて小声で耳打ちしてきた。

「下着姿も可愛いかったよ。いい“おかず”になった。でもブラジャーとパンツの色が違うのはちょっとねぇ。」

「…急ぐので失礼します。」

何だろこの屈辱感。
身体に突き刺さる視線から逃げるように自転車を漕いだ。
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