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in a sheltered environment.
第4章 Ⅳ

今も、男がシャワーで少女を洗い上げた後、
バブルバスで遊ぶ少女と目が合い、
まだくびれていない腰周りに泡をつけたまま、
男の脚に絡み付いてきた。
手のひらで腿を撫で回し、
膝に頬ずりをしてくる。
膝から舌を這わせながら足先へいき、
床に顔をつけて、脚の指一本一本丁寧に舐め上げるその赤い舌の動きに、
男は目を細める。
しゃぶりついている脚と反対の脚で、
少女の顔を踏む。
あどけない顔が歪む。
赤い舌がたまらなく可愛く愛おしくて、
踏む衝動を誘う。
言葉を持たぬ少女の、
一連のおねだりの行為に身をまかせていた男だったが、
ふと思い立ったほうに少女を払いのけ、
がさごそと鞄からなにやら取り出す。

