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ーFeardー
第6章 電話
「あのヒト怖いよ」
いつも泣きながら電話するアタシにおばあちゃんは
「大丈夫。もうすぐ居なくなるよ」
そう教えてくれた。

この電話で、おばあちゃんと話さなくなったのって、いつだっただろう?

あぁ・・・
あの女にたばこの火を押し付けられそうになって
思い切り押したら、あの女が階段から落ちた時からだ。

古いアパートの外階段は鉄筋のむき出し階段で
ゴンゴンゴンッと鈍い音を響かせて、あの女が落ちて
二度と家に帰ってこなくなった時に、もうおばあちゃんと話す
必要がなくなったからだ。

でも、捨てないで取っておいたんだなぁ~
アタシ、えらい。

この電話がまた必要になるって分かってたんだ。
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