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ーFeardー
第2章 愛しているから
思い通りに弾けないピアノにいら立って
自分の指が昨日までと違うことにいら立って
その原因になったタカコにいら立って

俺はかなりタカコにひどいことをした。

俺以外のやつと遊びに行くのを禁止した上に
他の男と話すことさえ禁止した。

タカコの時間は全て俺のために使われるべきなんだ。

そう言い聞かせて
タカコの時間と自由を奪った。

少しさみしい顔をして
「ごめんね。シュウちゃん」
というタカコにいらついていた。

俺はピアニストの夢をあきらめて
高校の音楽の教師になった。

つまらない、食べて行くためだけの仕事。

タカコは俺の送り迎えをするために定職につかず
毎日、車で俺を職場まで乗せてきた。
そして帰る連絡をすると車で迎えに来る。

そんな生活だった。
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