この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
姿なき声
第1章 ホテル・ワイキキで・・・

休憩時間、香澄と一緒になったので
弁当をひろげながら、さっきの不思議な出来事を話してみた。
「確かに後ろから声かけられたんだよなぁ。ものすごいはっきり聞こえてさ。
 でも振り返っても誰もいない・・すぐ振り返ったんだよ、なのに、
 どこ消えちゃったんだろう?」
頭をひねる晴樹をじっと見つめる香澄は、かすかに視線が泳いだ。
「なんか、あの廊下コパと違ってちょっと暗いじゃない?
 まさか出たのか~?なーんてね!」
冗談言って笑わせたつもりでいた晴樹だが、
香澄の微妙な表情を見て、眉をひそめた。
「ちょっとぉ、笹木さん、そんなマジな顔しちゃうとさあ?冗談なんだよ?」
おどけた感じで箸を振ってみるが、香澄から向けられた笑顔には
ぎこちなさがこびりついてた。
・・なに?まさかここって、ほんとに出るのかよ?・・
晴樹はそれ以上その話には触れずに、弁当を食べることに集中した。




/13ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ