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部下との出張・・・・
第10章 淫宴のつづき・・・・
部屋に戻ると慌ててスーツに着替えます。
前夜の羞恥プレイでスカートにシミを作ってしまうことは予想していたので、別のスーツにを持ってきていました。
普通のブラウスに普通のスーツ、今日は下着もおしゃれでおニューだけど普通の下着です。

髪の編み込みに時間がかかってしまい予定より遅れてしまいます。
着替え終わり荷物もまとめてロビーに降ります。
ロビーではチェックアウトを済ませた高橋くんが待っています。

「おはよう・・・・ゴメンゴメン・・・・すぐチェックアウトするから・・待ってて」

「おはようございます・・・・大丈夫です・・・・ちょい押しぐらいです」

高橋くんはロビーであった瞬間からいつものように塩対応です。
チェックアウトを済ませると二人で地下鉄に乗って目的の駅まで移動しタクシーで客先に移動します。
その日は午前、午後の2ターンのインスト業務でした。
高橋くんはもちろん私も普通に真面目に仕事を終えます。

仕事が終わり飛行機の時間まで四時間ほど時間があります。
空港で時間をつぶすには長いので途中のターミナル駅で一度降ります。
カフェで一旦休憩しPCを立ち上げて業務処理をおわらせます。
お土産の買い物も済ませ、それでも三時間弱の時間があったので駅ビルの地下街にある居酒屋に入ります。

席に案内されとりあえずのドリンクと軽くおつまみを頼み高橋くんに断ってトイレに行きます。
戻ってくると既にドリンクとお通しがテーブルの上に並んでいます。

「ゴメンゴメン・・・お疲れぇ・・・・」

「お疲れさまです・・」

内容の濃かった出張が終わった労をねぎらう乾杯をします。

「無事お仕事終わったね」
「でも・・・・家に帰り着くまでが出張だからね」

「遠足かっ!」
「そっかぁ・・・・・・まだ・・出張・・ですね」

「そう・・・・出張・・・・」

高橋くんは私の《家に帰り着くまでが出張》の意味を理解したようでした。
高橋くんの目がイヤラシく光ります。
私の目も妖艶な光を浮かべていたと思います。

「羽田に着くまで・・・・が出張・・ということで・・」

私はそう言いながらブラウスのボタンを一つ外します。
高橋くんの私の指先を目で追います。
私はもう一つボタンを外します。
ジャケットのボタンを外し前を開いてドリンクを口に運びます。

「先輩・・・・もしかして・・・・ノーブラ?」
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