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部下との出張・・・・
第2章 いたずら・・・・
「じゃあね、おやすみぃ〜」
「おやすみぃ〜」
数分間の夫との会話を終えて電話を切ります。
隣に夫以外の男性がいるのに夫と普通に会話をしている自分が、まるで不倫している最中に夫から電話がかかってきたようで、なんだか悪いことをしている気分でした。
実際、自分のミスで部下の男性と同じ部屋で一晩過ごすことは伝えなかったので、正直やましい気分もありました。
高橋くんに聞きます。
「マミちゃん(奥さん)に電話しなくていいの?」
「さっき買い物してる時に電話しました」
「もしかして 《この事》 話した?」
《この事》という言葉に二人で同じ部屋で寝ることという意味を込めて言いました。
高橋くんにもわかったみたいです。
「まさかぁ・・・・言えないですよ。絶対変に思われるじゃないですか」
「そうだよね。言えないよね」
その言葉で自分が夫に告げなかった事を正当化すると同時に、高橋くんと二人だけの秘密を作ってしまった実感がありました。
「おやすみぃ〜」
数分間の夫との会話を終えて電話を切ります。
隣に夫以外の男性がいるのに夫と普通に会話をしている自分が、まるで不倫している最中に夫から電話がかかってきたようで、なんだか悪いことをしている気分でした。
実際、自分のミスで部下の男性と同じ部屋で一晩過ごすことは伝えなかったので、正直やましい気分もありました。
高橋くんに聞きます。
「マミちゃん(奥さん)に電話しなくていいの?」
「さっき買い物してる時に電話しました」
「もしかして 《この事》 話した?」
《この事》という言葉に二人で同じ部屋で寝ることという意味を込めて言いました。
高橋くんにもわかったみたいです。
「まさかぁ・・・・言えないですよ。絶対変に思われるじゃないですか」
「そうだよね。言えないよね」
その言葉で自分が夫に告げなかった事を正当化すると同時に、高橋くんと二人だけの秘密を作ってしまった実感がありました。