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蜜愛~男になった女~
第8章 番外編【櫻の系譜・壱~雪時雨(ゆきしぐれ)~】 弐
 信頼の口の端が皮肉げに歪んだ。
「そうじゃな。もし、そちがわしの意に素直に従えば、その話、考えてやらぬこともない」
 長儀子の切れ長の眼(まなこ)が大きく見開かれた。
「殿の御意とは―?」
 刹那、信頼の眼差しがすっと細められ、冷たく光った。
「今宵、寝所に来い。そなたが我が物になれば、京に帰るのを許そう」
「―そんな」
 長儀子の唇が小刻みに震えた。
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