この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜愛~男になった女~
第9章 番外編【櫻の系譜・壱~雪時雨(ゆきしぐれ)~】 参
―信頼様!?
 長儀子は男の名を声の限りに呼んだ。
―信頼様、そこにおいでになりますの?
 もう一度呼んでも、応(いら)えはない。人影は静かにその場所に立ち尽くすだけだ。
 と、乳白色の霧が何らかの意思に動かされるかのようにさっと二つに割れた。
 長儀子は息を呑む。刹那、霧の中から立ち現れたのは信頼であった。見慣れた白の着流し姿、閨を共にするときのなりである。
/750ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ