この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蜜愛~男になった女~
第11章 番外編【櫻の系譜・弐~水面の月-高嶺桜-】 弐―加恵    
 橙色の夕陽が紅葉した桜の樹を包み込み、樹は茜色に燃えていた。だが、お千世の呟きを耳にした刹那、加恵は愕然とした。
―このようにきれいに咲いた桜を、殿にも是非お見せしとうございました。殿、ほんに美しうございましょう?
 それが、最後の言葉になった。眠ったのかと思い、お千世の顔を覗き込んだ加恵は、ハッとした。お千世の呼吸が止まっていた。まるで微笑むかのような安らいだお千世の表情に夕陽が差していた。
/750ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ