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カクテル好きの男たち
第11章 永遠に貴方のもの
「ね、お店を改装している時間を利用して
どこかに旅行に行かない?」
「旅行かぁ…
いいんだけど、ちょっとね…」
あら?金銭的な心配しているのかしら?
それなら心配ご無用よ
私、へそくりを貯めてあるから
そう言ってあげると
「いや、そんなんじゃないんだ…
俺、正直に告白すると…
飛行機が苦手で…」
「なぁ~んだ、そう言うことなの?
じゃあ、国内でいいじゃない
列車の旅行もゆっくり出来ていいわよ
そうだ!温泉に行きましょうよ!
うん、温泉がいいわ!」
飛行機に乗らなくてもいいのなら
旅行に行くのは大賛成だ。
それから数日後、
二人はある温泉地を訪れていた。
部屋に案内されて珠代は驚いた。
「あなた!お部屋に露天風呂があるわ!!」
「内緒にしておいたんだ
この部屋、気に入ったかい?」
「ええ、もう最高だわ」
案内係の中居さんが部屋から出て行くと
「ねえ、あなた…温泉に浸かりましょうよ」と
秀一の狙いどおりに
珠代は部屋の露天風呂でイチャイチャしたがった。
さっさと脱衣しかけるのを
秀一はストップをかけた。
「おいおい、せめてここは俺に脱がさせてくれよ」
秀一の手によって、
あっという間に下着姿にされた。