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カクテル好きの男たち
第3章 秀一の嫉妬
あなたがしていたことと変わらないわ
クラブの梓ママが言うように
秀一もバーテンダーとして
あのバーを営んでいるときは
訪れる女性客を慰めるつもりで抱いてやった。
自分がすることを正当化して
妻が同じように他人とセックスするのを
目の当たりにして秀一は衝撃を受けた。
「奥さんが誰かに抱かれていてショック?
多分、寂しい男だったから
慰めの意味で抱かせてあげてるのよ」
だから、今は私が秀一を慰めてあげるわ
そう言って、悪酔いして意識朦朧の秀一を
梓ママは近くのラブホテルに誘い込んだ。
「少し飲みすぎたみたいね
お水でも飲んで体のアルコールを薄める?」
梓ママは冷蔵庫からペットボトルの水を取り出した
「さあ、一気にお飲みなさい」
コップに注いだ水を手渡されたが
呆然とコップの中の水を眺めているだけで
なかなか飲み干そうとはしない
「もう!しっかりしなさいよ」
梓ママはコップを奪い取ると
口の中いっぱいに水を含んだ。
そのまま秀一に口づけをして
ゆっくりと秀一の口に水を口移しで飲ます。
冷たい水と、
トロリとした梓ママの唾液が口の中に注がれた。
ゴクリ…
仕方なく秀一はそれを飲み干す。
「そうそう、上手に飲めたわね」
梓ママは、もう一度、同じ行為で水を与えた。