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カクテル好きの男たち
第4章 運転免許返納の男
「おおそうかい、叩かれるのが好きなんだね?
それじゃあ、もっと叩いてやろうかね」
男は、なおも力を込めてスパンキングしていった。
尻の双丘に手の跡が赤くつく。
スパンキングするたびに肉棒を飲み込んだ膣襞が、
キュッキュッ、キュキュッと締まって締めあげる。それが快感となって、男を桃源郷に導く。
さらに尻を叩きながら、
ズコズコと肉棒を突いてゆくと、
熱いモノがキンタマから立ち上ってくる。
久々に感じる射精の前兆だった。
だが、男よりも先にエクスタシーは
珠代にやって来た。
「あっ、あっ…あーん、ダメ!
あっ、いや…ああ、イキそう。
ああ、イッてしまいます!
ああ~ん、イキます!イクッ!いくっ!逝くっ!」
珠代が背中を一杯に仰け反らせて、
全身をガクガクと震わせた。
一瞬、震えも呼吸も止まり、
次の瞬間、
四つん這いの体を支えていた腕を崩して、
前にのめり突っ伏していった。
その拍子に肉棒がズルッと抜け出て、
同時に男が弾けた。
ドクッ、ドクッ!!と噴き出した精液が、
スパンキングで赤くなった珠代の尻に
振り撒かれていった。
背中に悪寒がするほどの激しい射精だった。
「あんた、ありがとうね
何だか、明日からまた頑張れる勇気が出てきたよ」
これ、少ないけど取っておいてよ
老人はポケットからくしゃくしゃの一万円札を
カウンターに置いて、
身支度を整えて店を出ていった。