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絶倫な僕の周りに性奴隷が集まって来た!
第1章 晩御飯
白石 守は仕事が終わり一軒家の家族4人が住む家に帰宅。

「ただいま」
守は残業で夜遅くだったのもあり、静かな声色で帰りを伝えるも返事もなく、家の一階は電気も消されて真っ暗だった。

リビングに向かうと四人掛けのテーブルに一人前の晩飯がラップに包まれ、メモ書きが添えてあり。

『お疲れ様です、温めて食べてね』と書かれていた。

「字からして妹の綾香だろ、母の清美と姉の沙羅は仕事が忙しく今日は会社に泊まっていくとスマホのLINEに連絡が来ていたから」
守は仕事の作業着のまま晩御飯を温め、温めてる間に手洗いうがい、着替えを済まして晩御飯を頂くことにした。

「いただきます」
守は一人の食卓で静かに声に出し、晩御飯を食べ始めると2階から誰かが降りてくる音が聞こえた。

「おかえり守兄さん……」
綾香がリビングに入ってくると守に声を掛ける。

「ただいま、晩御飯ありがとう、美味しいよ」
守は食べてる晩御飯の感想を笑顔で伝える。

「えっ!? そ、そう……ですか……よかった〜」
綾香は突然守に褒められ驚いたが、少し嬉しそうな表情を浮かべた。

綾香は水をコップに注ぎ飲むと、守の所にお水がないのに気付いたのか、そのコップに再び水を注ぎ守の所に置く。

「水ぐらい自分で用意して下さい、食器を洗うのも手間なので私の使用済みのコップを使用しましたが良いですよね?」
綾香はため息をつきながら母親代わりの様に小言を優しく伝える。

「でわもう私は部屋に戻りますから、食べ終わったら食器は流し台に置いといて下さい」
綾香は一言残すと自分の部屋へと戻った。

「えっ、あっ、食器は自分で洗うよ……」
守は既にその場にいない綾香に言う様に答える。

「綾香はとても態度や言葉は冷たいが、なんだかんだで思いやりがあり、優しい面があるのに学校では『氷の女王』とか言われているみたいな事を母や姉から聞いた事がある、まぁ少なくとも僕はあまりそうはおもはないんだよな」
守はいなくなったリビングで一人言の様に綾香の事を考え。

「まぁ才色兼備な綾香からしたら、頼り甲斐なく容姿も平凡な兄である僕の事は、恥ずかしいとか情けないとか頼り甲斐がないとか、綾香の理想の好きな男性とは正反対で僕の事は好きではないのだろとは思っているけどさ……むしろ嫌いかもしれないか」
守はとことん自分を自虐するとなんだか虚しくなっていた。
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