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秘め事は月の輝く夜に、あなたと~後宮華談~
第4章 心のゆくえ
 明香は心細くてならなかった。廊下に映った自分の影が雪洞に照らし出され、ゆらゆらと揺れている。
 不安のあまり、あえかな吐息を洩らすと、呼気が細く白く夜気に溶けてゆく。考えてみれば、もう十二月に入っていた。冷えるのも当たり前だ。
 明香は俄に膚寒さを憶え、か細い身体をかすかに震わせた。自分自身を両腕で抱きしめるようにして、身震いする。
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