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濡華 ~妹、涼華の過去~
第3章 夏休み
杏奈は補導される一週間前、ホテルのベッドで呼吸を整えていた。
隣には教師の芹沢が出したばかりのスキンを外してゴミ箱に捨てている。

「敗戦の将に生嵌めくらいの慰めがあってもいいんじゃないのか…」

「はぁ?…あぁ…今年は1回戦負けだったんだってね…。やっぱり涼華の抜けた穴は大きかったんじゃないの……」

芹沢は杏奈の隣に寝転がりながら…

「いや…新田が居ても勝てなかっただろ…ありゃ発育し過ぎだからな…。でもあいつの穴は最高だ…インターハイも終わったし俺にもまた新田を回してくれよ…」

「だめだめ…涼華は予約で一杯だよ…。いいじゃない…最初の男になれたんだから……」

杏奈と芹沢はもう長い間身体の関係を持っていた。
教師である芹沢を手懐けておくと何かと便利だった。
もちろん、杏奈がやっていることを芹沢は知っている。
それでも、女子高生と関係を持った時点で芹沢は杏奈の言いなりになるしかなかった。
涼華が怪我をした時も、どうしてもというから杏奈が処女喪失のお膳立てをしてやったのだ。

「そう言うなよ…お前達が貰ってる金額よりもだいぶ多く払ってるんだぞ…。」

「芹沢…しつこいよ…私達だって遊びでやってるんじゃないからね…。こうしてたまに私が相手してやってるじゃないか…。私だってけっこう人気なんだよ…まだ言うならもう二度とヤらせてやらないよ……」

芹沢は涼華の身体が忘れられなかった。
杏奈だってじゅうぶんエロい身体をしている。
それでも初めてであの卑猥さを思い出すと、今はどうなっているのか確かめたくて仕方なかった。

「でも、俺が初めてだったから新田だって売春婦みたいなこと続けられてるんじゃないのか…」

芹沢は杏奈の乳房に手を伸ばしながら食い下がった。

杏奈はその手をひっぱたいてベッドから下りた。

「いい気になんないでよ…大したモノぶら下げてるわけじゃないくせに…お情けでさせてやってるのわからないのかなぁ……」

杏奈は小馬鹿にするように笑みを浮かべて浴室に消えていった。

芹沢は何も言い返せなかった。
だが、無性に腹が立って仕方がない。
杏奈がヤバい奴らと繋がっていることも知っていた。

【杏奈のしていることをSNSででも公開してやるか…】

それでどうなろうと知ったことではない。
これ以上バカにされるのは許せなかった。
だから報復してやったのだ。
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