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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第9章 決別

ペット二匹をゲージに閉じ込めて
男たちは温泉に浸かっていた。

「君、サドとしてなかなか才能があるよ」

霞ヶ浦は、すっかり金沢を気に入った様子で
温泉に浸かりながら盃を重ねた。

「いえ、無我夢中でしたから…」

和気あいあいと語り合う霞ヶ浦と金沢だったが
一人、伊織は浮かない顔をしていた。

「ん?どうした伊織?元気がないねえ」

沈み込んでいる伊織に気づいた霞ヶ浦は
まあ、飲め!と
酒を伊織に勧めた。

「あっ!そうか!
社長、僕に由美香を譲るといった言葉を
今になって後悔してるんでしょ?」

酒の酔いが回っているせいか、
金沢は、やけになれなれしい口調だった。

「金沢くん、親しき中にも礼儀ありと言うぞ」

「あれっ?僕、
なんか気に障る事でも言いましたっけ?」

『お前のその口調が気に入らんのだ!』

伊織は金沢に背を向けて酒をあおった。

「伊織、そうカリカリするな
今夜は無礼講、それでいいじゃないか」

「先輩…
先輩は、こいつが電撃を使用してるのを
見ましたよね?」

「見たも何も、
君のすぐ横に座っていたじゃないか」

「こいつ、金沢は
電流の目盛りも見ずに
ダイヤルを回したんですよ?」

「ん…まあ、それは…
気をつけねばならんとこだったな」

霞ヶ浦には
伊織が言わんとしている意味を理解したようだ。

「なんすか?
なんか俺、ヘマしましたか?」

完全に酔っ払った金沢は
なんか文句があるのかと
食って掛からんばかりの態度だった。

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